Yaleで、遊んで学ぶ日々。
Yaleで、遊んで学ぶ日々。
囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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REALが急に読みたくなった。NYへ行く暇はない(NYには紀伊國屋書店がある。片道2時間)。どうする。
僕は普段MangaHelpersで漫画を見ているのだけど、このサイトではDLまたはオンラインでの閲覧の両方が出来るようになっている。DLの際には、3個以上のファイルを同時進行でDLすることが禁じられている。ただ、この同時進行のDLの判定が結構弱くて、「お前はすでに2個以上同時にDLしているから駄目」といわれもなくDLをはじかれる(Forbiddenというエラー画面が出る)ことがある。正確な法則はつかみきれていないけど、経験則的には、1度Forbiddenにかかると例えDLを終えても解消されない気がする。また、DLを途中でキャンセルするなど、中途半端なことをすると、DL数のカウントが混乱するということもあるっぽい。
上のようなエラーを出さないようにするための対策として有効なのがダウンローダーの利用。フリーのIrvineが便利。MangaHelpersで直接DLするのではなく、代わりにファイルのURLをコピーしてIrvineに貼り付ける。すると、Irvineが自動で色々やってくれる。フォルダを増やさなければIrvineでは1つずつ順番にDLしていくので、平行DLによるトラブルもほとんど起こらない。
MangaHelpersでRead onlineという機能を使えばブラウザ上での閲覧も可能。この場合には、PNG形式の絵を1枚ずつ表示するようだ。ただ、この場合ページ送りに時間がかかったり、画像のサイズがブラウザとマッチしなくてスクロールしないと全体の画が見えないなど、不便ことが多々ある。PNGファイルのURLのリストがあれば、やはりIrvineに投げることでダウンロードすることもできる。時々このやり方のほうが早く終わることがある。
注:漫画のDLは違法になる可能性があります。録音や録画については2010年1月からDL自体も違法になったそうですが、漫画はどうなんでしょう。ブラウザ上で閲覧するのはどうなんだろうか。
僕は普段MangaHelpersで漫画を見ているのだけど、このサイトではDLまたはオンラインでの閲覧の両方が出来るようになっている。DLの際には、3個以上のファイルを同時進行でDLすることが禁じられている。ただ、この同時進行のDLの判定が結構弱くて、「お前はすでに2個以上同時にDLしているから駄目」といわれもなくDLをはじかれる(Forbiddenというエラー画面が出る)ことがある。正確な法則はつかみきれていないけど、経験則的には、1度Forbiddenにかかると例えDLを終えても解消されない気がする。また、DLを途中でキャンセルするなど、中途半端なことをすると、DL数のカウントが混乱するということもあるっぽい。
上のようなエラーを出さないようにするための対策として有効なのがダウンローダーの利用。フリーのIrvineが便利。MangaHelpersで直接DLするのではなく、代わりにファイルのURLをコピーしてIrvineに貼り付ける。すると、Irvineが自動で色々やってくれる。フォルダを増やさなければIrvineでは1つずつ順番にDLしていくので、平行DLによるトラブルもほとんど起こらない。
MangaHelpersでRead onlineという機能を使えばブラウザ上での閲覧も可能。この場合には、PNG形式の絵を1枚ずつ表示するようだ。ただ、この場合ページ送りに時間がかかったり、画像のサイズがブラウザとマッチしなくてスクロールしないと全体の画が見えないなど、不便ことが多々ある。PNGファイルのURLのリストがあれば、やはりIrvineに投げることでダウンロードすることもできる。時々このやり方のほうが早く終わることがある。
注:漫画のDLは違法になる可能性があります。録音や録画については2010年1月からDL自体も違法になったそうですが、漫画はどうなんでしょう。ブラウザ上で閲覧するのはどうなんだろうか。
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一時期Lyxを使って文書作成をしていたけれど、結局tex打ちに舞い戻ってきた。Lyxは数式等をコードで記入する必要がなく何かワードっぽく作成できる。例えば分数の2分の1を表示したいときは、texなら \frac{1}{2} と書くところを、Lyxなら分数ボタンをクリックして1と2をそれぞれの位置に入力すればよい。便利っていう人の気持ちは分かるけど、結局そういうボタンの配置、またはメニューの位置などを色々記憶しなくてはいけないのが面倒くさいのと、やたらマウスを使う必要がある(さもないと大量のショートカットを記憶しないといけない)ので時間を食う。そういうわけで今はまたtexをコードで書いてコンパイルして出力するようにしている。ただ、校正ソフトを入れていないため誤字が多くなって、先生には不評である。修士論文の時には副査の先生に3ページで誤字の指摘を諦めたと言わしめた経験がある。
図を文書に挿入することはよくある。texに挿入するのに便利な画像形式はepsだと思う。一方、一般によく使われる画像の形式はjpg, bmp, png, gif などだから、eps形式に変換をする必要がある(jpgやbmpを直接張ることも出来た気はするけど、試したことはない)。僕はそういうときにはEPS-convというフリーソフトを利用している。超お勧め。
MatlabやR, Stataなどで描いたグラフの場合には、直接epsファイルに保存できる。
Matlabなら、
print -depsc2 ファイル名
をいつも使っている。-depsc2の部分はオプションだから変更できるけど、こだわりがなければいつもこれで問題なし。
Rでは
dev.copy2eps(file=ファイル名)
または
postscript 関数を使っている。2つの違いは分からない。出力結果を見る限りどっちでもいいんだろうと思う。
Stataでのeps出力は今までに1回だけやったことがある。2年前に書いたStataのDo-scriptを掘り起こしてきた。
graph export ファイル名, as(eps)
でいけるらしい。ちなみに
graph export ファイル名, as(png)
とすればPNGファイルにも出来る(その結果できたのがこのwebsiteのStatisticsというページにある大量のグラフたちだ)。いずれの方法でも一番新しいグラフ(カレント・グラフ)が保存されるから、基本的には作図の直後に保存を行う。参考: 上坂吉則『MATLABプログラミング入門』牧野出版, 2000, 第5章; R-Tips47節; 筒井淳也ほか『Stataで計量経済学入門』ミネルヴァ書房, 2007, 第3章。
データ解析やシミュレーションの結果を表示する目的ではなく、数式を視覚的に説明する目的でグラフを見せることも多い。需要・供給曲線とか、無差別曲線とかがその例。こういう場合にはWinTpicを使っている人が多そう。ペイントっぽい感覚で図を描けて、それをtexに直接コピペできるコードに変換して吐き出してくれる。文字や数式を図中に書くこともできる。これをスクリプトでやろうというのがMetapost(参考)。描きたい画像の情報をスクリプトで描いて、それを読み込んでPS形式で出力するソフトということらしい。Texの標準インストールをしたら普通についてきた。文字も書けるが、このソフト自体にはフォントの埋め込みができないので、texを併用しなくてはいけないらしい。やり方は、まずmetapostのコードを書いて、コマンドプロンプトとかターミナルとかで
mpost ファイル名
としてpsファイルを発生させる。でもこのpsファイルはtex専用らしく、普通の閲覧ソフト(gsviewとかXnview)では開けない。
次に
\documentclass{article}
\usepackage[dvips]{graphicx}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
\includegraphics{psファイル名}
\end{document}
というtexコードを書いて、latexにかける。つまりコマンドプロンプトで
latex texコード名
さらに、ここからepsを作るためには
dvipsk -Ppdf -E texファイル名 -o eps出力先ファイル名
というコマンドをすればいいらしい。
どうも、一旦tex専用のpsファイルにして、それをlatexfやらdvioskやらにかけることで文字の埋め込まれたepsファイルに書き出している、ということらしい。参考:奥村晴彦『Latex2e美文書作成入門』技術評論社, 2002, 付録F. 日本語がどうしても文字化けするけど、とりあえず英語だけでいいと思う。
注:ここに書いたことはTeX環境をインストールし直したら全く上手くいかなくなった→解決編。
この一連の作業([1]metapostコードを書く [2] mpostにかける [3] texコードを書く [4] latexにかける [5] dvipskにかける)がいちいち面倒くさかったので(実際のところ、mpostコードを修正するたびにいちいち回し直さないと画像の変化が分からない)、生まれて初めてバッチファイルを書いた。ファイルはここ。バッチファイルというのは、要するにコマンドプロンプト上で出す命令をまとめて書いておいたものだ(たぶん)。ファイルの検索とか、移動や削除、テキストファイルの作成など、色々できるからちょっとしたソフトウェアみたいに動く。今回書いたバッチファイルには、mp2eps.batという名前をつけた。第1引数にmetapostファイルを第2引数にそのmetapostファイルで作成する画像ファイルの数を取り、一連のコンパイル作業を行ってepsファイルをmetapostファイルと同じディレクトリに出力する。初めてなので勝手がよく分からず手間取ったけど、とりあえずそこそこ機能するようだ。ちなみに、Windows以外だと動かないに決まっている(Windowsのコマンドプロンプト用に書いてあるので)。
問題点が1つあって、時々余計なepsファイルを出力するような仕様になっている。このバッチファイルでは、mpostの出力するpsファイルの名前は、もとのmpostファイル名が xyz.mp だとすると、 xyz.ps となるか、 xyz.1, xyz.2,....という連番拡張子になることを利用して、そういう名前のついたファイルをディレクトリ内で検索して片っ端からeps化するようにしている(連番の場合は、第2引数で指定された番号まで)。だから、そのmpostファイルで出力されたか否かによらず、eps化はされることになる。例えば、以前何かの理由でxyz.psというファイルを作っておいて、今回のmpostファイルではxyz.1とxyz.2の2ファイルを出力したとしても、3つのepsが全て上書きされる仕様なっている。mpostの後に作成されるlogファイルを読み込んで、今回出力されたファイルのみを対象にすることも可能ではあると思うけど、バッチファイルの文法がよく分からないので止めた。少なくとも、作りたい画像ファイルはちゃんと出力されるし、間違って上書きしてしまう可能性もほとんどないだろうから、個人用としてはこれで満足。
これを使うと煩わしいコンパイルが少し楽になる、かも。完全に善意で作られたコードだけど、batファイルは悪用しようと思えば結構なんだって出来てしまうので(ファイル消すとか色んなソフトウェアを開きまくるとか)、使う場合は自己責任で。短いコードなのでちょっと読めば何やっているかは一目瞭然だと思うけど。
使い方:
mp2eps.bat をパスの通ったディレクトリに保存。
コマンドプロンプト上で、
mp2eps [metapostファイル名] [ファイルで定義された絵の数(デフォルトは10)]
でOK. 拡張子はつけちゃ駄目。
当然、mpost, latex, dvipskとか一式がちゃんと揃っていることが大前提。奥村晴彦の本でインストールした場合はついてきているはず。
これでmetapostファイルが書ければeps化はすぐなので、今度はmetapostファイルを手軽に書ける方法が欲しい。その方法については、色々考えている。
**パスが何か分からないという場合は、C:\batというフォルダを作って、そこにmp2eps.batを保存。そしてマイコンピュータを右クリック→「詳細設定」→「環境変数」と進んで、「システム環境変数」の中のPathを選択して「編集」をクリック。変数値の末尾に ;C:\bat を付け加える。以上、うちのlaptopの場合。他の場合はパスの通し方を検索すれば分かる。要するに、mp2epsというソフトをコマンドプロンプト上で使いたいのだけど、パソコンは一定の範囲(パスの通ったディレクトリ)でしかそのソフトを探さない。だから、コマンドプロンプトで使いたいファイルはパスの通ったディレクトリに保存しておく必要がある。そのため、まず適当なフォルダを作って保存して、システム環境変数を変更してその保存フォルダにパスを通した。ちなみに、Administratorの環境変数とシステム環境変数の違いが分からない。複数ユーザーがいなければ同じと思っていいのかな。
【追記1】
ちょっと方向性は違うけど、こんなもんがあるそうな。
MePoTeX
【追記2】
日本語対応用のバッチを書いてみた。でも文字化けする。理由は分からない。調べる気力もない。
jmp2eps.bat
【追記3】
Ubuntuで同じことをする方法を調べてみたところ、Windowsでいうバッチファイルに該当するのがシェルスクリプトというのだそうな。文法は違うけど似てる。スクリプトを書いてもいいけど、もっとお手軽な方法が開発されていると思うので保留。
図を文書に挿入することはよくある。texに挿入するのに便利な画像形式はepsだと思う。一方、一般によく使われる画像の形式はjpg, bmp, png, gif などだから、eps形式に変換をする必要がある(jpgやbmpを直接張ることも出来た気はするけど、試したことはない)。僕はそういうときにはEPS-convというフリーソフトを利用している。超お勧め。
MatlabやR, Stataなどで描いたグラフの場合には、直接epsファイルに保存できる。
Matlabなら、
print -depsc2 ファイル名
をいつも使っている。-depsc2の部分はオプションだから変更できるけど、こだわりがなければいつもこれで問題なし。
Rでは
dev.copy2eps(file=ファイル名)
または
postscript 関数を使っている。2つの違いは分からない。出力結果を見る限りどっちでもいいんだろうと思う。
Stataでのeps出力は今までに1回だけやったことがある。2年前に書いたStataのDo-scriptを掘り起こしてきた。
graph export ファイル名, as(eps)
でいけるらしい。ちなみに
graph export ファイル名, as(png)
とすればPNGファイルにも出来る(その結果できたのがこのwebsiteのStatisticsというページにある大量のグラフたちだ)。いずれの方法でも一番新しいグラフ(カレント・グラフ)が保存されるから、基本的には作図の直後に保存を行う。参考: 上坂吉則『MATLABプログラミング入門』牧野出版, 2000, 第5章; R-Tips47節; 筒井淳也ほか『Stataで計量経済学入門』ミネルヴァ書房, 2007, 第3章。
データ解析やシミュレーションの結果を表示する目的ではなく、数式を視覚的に説明する目的でグラフを見せることも多い。需要・供給曲線とか、無差別曲線とかがその例。こういう場合にはWinTpicを使っている人が多そう。ペイントっぽい感覚で図を描けて、それをtexに直接コピペできるコードに変換して吐き出してくれる。文字や数式を図中に書くこともできる。これをスクリプトでやろうというのがMetapost(参考)。描きたい画像の情報をスクリプトで描いて、それを読み込んでPS形式で出力するソフトということらしい。Texの標準インストールをしたら普通についてきた。文字も書けるが、このソフト自体にはフォントの埋め込みができないので、texを併用しなくてはいけないらしい。やり方は、まずmetapostのコードを書いて、コマンドプロンプトとかターミナルとかで
mpost ファイル名
としてpsファイルを発生させる。でもこのpsファイルはtex専用らしく、普通の閲覧ソフト(gsviewとかXnview)では開けない。
次に
\documentclass{article}
\usepackage[dvips]{graphicx}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
\includegraphics{psファイル名}
\end{document}
というtexコードを書いて、latexにかける。つまりコマンドプロンプトで
latex texコード名
さらに、ここからepsを作るためには
dvipsk -Ppdf -E texファイル名 -o eps出力先ファイル名
というコマンドをすればいいらしい。
どうも、一旦tex専用のpsファイルにして、それをlatexfやらdvioskやらにかけることで文字の埋め込まれたepsファイルに書き出している、ということらしい。参考:奥村晴彦『Latex2e美文書作成入門』技術評論社, 2002, 付録F. 日本語がどうしても文字化けするけど、とりあえず英語だけでいいと思う。
注:ここに書いたことはTeX環境をインストールし直したら全く上手くいかなくなった→解決編。
この一連の作業([1]metapostコードを書く [2] mpostにかける [3] texコードを書く [4] latexにかける [5] dvipskにかける)がいちいち面倒くさかったので(実際のところ、mpostコードを修正するたびにいちいち回し直さないと画像の変化が分からない)、生まれて初めてバッチファイルを書いた。ファイルはここ。バッチファイルというのは、要するにコマンドプロンプト上で出す命令をまとめて書いておいたものだ(たぶん)。ファイルの検索とか、移動や削除、テキストファイルの作成など、色々できるからちょっとしたソフトウェアみたいに動く。今回書いたバッチファイルには、mp2eps.batという名前をつけた。第1引数にmetapostファイルを第2引数にそのmetapostファイルで作成する画像ファイルの数を取り、一連のコンパイル作業を行ってepsファイルをmetapostファイルと同じディレクトリに出力する。初めてなので勝手がよく分からず手間取ったけど、とりあえずそこそこ機能するようだ。ちなみに、Windows以外だと動かないに決まっている(Windowsのコマンドプロンプト用に書いてあるので)。
問題点が1つあって、時々余計なepsファイルを出力するような仕様になっている。このバッチファイルでは、mpostの出力するpsファイルの名前は、もとのmpostファイル名が xyz.mp だとすると、 xyz.ps となるか、 xyz.1, xyz.2,....という連番拡張子になることを利用して、そういう名前のついたファイルをディレクトリ内で検索して片っ端からeps化するようにしている(連番の場合は、第2引数で指定された番号まで)。だから、そのmpostファイルで出力されたか否かによらず、eps化はされることになる。例えば、以前何かの理由でxyz.psというファイルを作っておいて、今回のmpostファイルではxyz.1とxyz.2の2ファイルを出力したとしても、3つのepsが全て上書きされる仕様なっている。mpostの後に作成されるlogファイルを読み込んで、今回出力されたファイルのみを対象にすることも可能ではあると思うけど、バッチファイルの文法がよく分からないので止めた。少なくとも、作りたい画像ファイルはちゃんと出力されるし、間違って上書きしてしまう可能性もほとんどないだろうから、個人用としてはこれで満足。
これを使うと煩わしいコンパイルが少し楽になる、かも。完全に善意で作られたコードだけど、batファイルは悪用しようと思えば結構なんだって出来てしまうので(ファイル消すとか色んなソフトウェアを開きまくるとか)、使う場合は自己責任で。短いコードなのでちょっと読めば何やっているかは一目瞭然だと思うけど。
使い方:
mp2eps.bat をパスの通ったディレクトリに保存。
コマンドプロンプト上で、
mp2eps [metapostファイル名] [ファイルで定義された絵の数(デフォルトは10)]
でOK. 拡張子はつけちゃ駄目。
当然、mpost, latex, dvipskとか一式がちゃんと揃っていることが大前提。奥村晴彦の本でインストールした場合はついてきているはず。
これでmetapostファイルが書ければeps化はすぐなので、今度はmetapostファイルを手軽に書ける方法が欲しい。その方法については、色々考えている。
**パスが何か分からないという場合は、C:\batというフォルダを作って、そこにmp2eps.batを保存。そしてマイコンピュータを右クリック→「詳細設定」→「環境変数」と進んで、「システム環境変数」の中のPathを選択して「編集」をクリック。変数値の末尾に ;C:\bat を付け加える。以上、うちのlaptopの場合。他の場合はパスの通し方を検索すれば分かる。要するに、mp2epsというソフトをコマンドプロンプト上で使いたいのだけど、パソコンは一定の範囲(パスの通ったディレクトリ)でしかそのソフトを探さない。だから、コマンドプロンプトで使いたいファイルはパスの通ったディレクトリに保存しておく必要がある。そのため、まず適当なフォルダを作って保存して、システム環境変数を変更してその保存フォルダにパスを通した。ちなみに、Administratorの環境変数とシステム環境変数の違いが分からない。複数ユーザーがいなければ同じと思っていいのかな。
【追記1】
ちょっと方向性は違うけど、こんなもんがあるそうな。
MePoTeX
【追記2】
日本語対応用のバッチを書いてみた。でも文字化けする。理由は分からない。調べる気力もない。
jmp2eps.bat
【追記3】
Ubuntuで同じことをする方法を調べてみたところ、Windowsでいうバッチファイルに該当するのがシェルスクリプトというのだそうな。文法は違うけど似てる。スクリプトを書いてもいいけど、もっとお手軽な方法が開発されていると思うので保留。
気まぐれにDevelopment Lunch Seminarに出席してみた。Developmentでは今randomized experimentが大流行な様子。開発途上国へ行って、何らかのtreatment (職業訓練とか) をランダムに与えてその効果を推定する。何でそんなことをしたいかと言うと、Selection Biasというやつを恐れているからだ。つまり、ランダムに割り振るのでなく志願制にすると、志願した人としなかった人とで特徴が異なっていることが大いに予想されるので、両者の間に観測される差が、本当にプログラムによるものなのか、それとももともと存在する特徴の差によるものなのかが区別できなくなる。例えば、塾に通うことが成績を上げるかどうかを検証したいする。もしも、塾へ通うかどうかが完全にランダムに決められれば(くじ引きで決めるとか)、塾へ通う層と通わない層の特徴の分布は等しくて、したがって両者の唯一の違いは塾に通っているかどうか、という点だ。でも、一般的には塾へ通うかどうかは自発的に決められる。もし、勉強に意欲的な人ほど塾に通いやすい傾向があるとすると、例え塾に通っている層の成績が通っていない層よりも高かったとしても、それはもともと意欲的な人が多いからに過ぎないかもしれない。こういう風に、何らかのパラメータを特定すること (identification) が目的の場合、randomized experimentは有効なアプローチの1つになる。何で開発経済で特に流行っているのかは知らないけど。費用が安くすむからかな。先進国でも実験することはある。この前読んだ政治経済学の論文だと、ある地域の人に対して、隣人の過去の投票経歴を記載した手紙を郵送することで、投票率にどう影響がでるかを検証していた。投票行動をSocial Pressureから説明する理論の実証だ。
個人的にはあんまりrandomized experimentには心惹かれない。どうもチートっぽい気がしてしまうんだ。社会科学っていうのはもっとこう色んなことが相互に影響しながら発生する事象を研究していて、データがどうにも混ぜこぜになってしまっているなかに秩序を見つけ出すところにロマンがあるんじゃないかと思うので、作為的にランダムな状況を作り出して検証をしようっていうのは、理解は出来るけど共感しない。
ここから本題。そういうわけであんまりDevelopment lunceに出席したことはなかったんだけど、今日は昼時に学校にいて、セミナー参加者に振舞われるピザを見つけたので、ピザのために出席することにした。他のセミナーだとサンドウィッチとかの場合が多いので、ピザが食えるのは旨いと思った。そうしたら冒頭で、教授から衝撃のアナウンス。
「これはマジな話なんだが、今日で食事が出るランチセミナーは最後だ。Growth Centerの予算の問題で、食事を提供し続けるともっと大切な、研究の支援に回す予算が足りなくなる。だから、今日は最後のピザを楽しんでくれ」
もう、ぽかーんとしたよ。lunch seminarからランチを抜いてどうするって感じだよ。旨い食事のでるセミナーだから、特に残念だ。Labor Lunchも同じくGrowth Centerの予算から出ているので同じく食事が出なくなるらしいけど、そっちは不味いことで有名なので感慨もない。
これが学生のセミナーへの出席率を検証するために作られた実験に過ぎないことを祈っている。
個人的にはあんまりrandomized experimentには心惹かれない。どうもチートっぽい気がしてしまうんだ。社会科学っていうのはもっとこう色んなことが相互に影響しながら発生する事象を研究していて、データがどうにも混ぜこぜになってしまっているなかに秩序を見つけ出すところにロマンがあるんじゃないかと思うので、作為的にランダムな状況を作り出して検証をしようっていうのは、理解は出来るけど共感しない。
ここから本題。そういうわけであんまりDevelopment lunceに出席したことはなかったんだけど、今日は昼時に学校にいて、セミナー参加者に振舞われるピザを見つけたので、ピザのために出席することにした。他のセミナーだとサンドウィッチとかの場合が多いので、ピザが食えるのは旨いと思った。そうしたら冒頭で、教授から衝撃のアナウンス。
「これはマジな話なんだが、今日で食事が出るランチセミナーは最後だ。Growth Centerの予算の問題で、食事を提供し続けるともっと大切な、研究の支援に回す予算が足りなくなる。だから、今日は最後のピザを楽しんでくれ」
もう、ぽかーんとしたよ。lunch seminarからランチを抜いてどうするって感じだよ。旨い食事のでるセミナーだから、特に残念だ。Labor Lunchも同じくGrowth Centerの予算から出ているので同じく食事が出なくなるらしいけど、そっちは不味いことで有名なので感慨もない。
これが学生のセミナーへの出席率を検証するために作られた実験に過ぎないことを祈っている。
おはようございます。
大きな出来事は特にないですが、近況報告です。一部情報がfacebookの内容とかぶります。
1) ドアノブが取れた。
文字通り、取れた。取れるとどうなるかというと、部屋の中から出られなくなる。昨年の8月に入居した時点ですでに外れそうではあったので全くの突然というわけではないのだけど、部屋に閉じ込められたのは初めてなので驚いた。そういうわけで今は自宅警備員をやっているわけではなく、ガチャガチャやっていたら何とかはまって回すことができるようになった。そんなに困らないので大学にはまだ言っていない。ホウレンソウは大事ですよ。勢いよく引っ張ると抜けるので訪問者は注意。
2) スポーツドリンクを作ってみた。
米国にはあんまり習慣がないのか、ポカリスウェットやアクエリアスみたいな飲料があんまりない。あっても甘ったるかったり口に合わない。アジア系の店に行けば韓国か台湾版のポカリは買えるけど高い。だから自分で作ってみた。材料は水、塩、砂糖、レモン。比率は適当に微調整していこうと思った。結論から言うと、比率調整むずい。今のところ美味しくない。レモン水って感じ。味見しても塩が足りないのか砂糖が足りないのか、それとも実は水が足りないのかいまいち分からないし。とりあえず、飲むとすぐトイレに行きたくなる。水腐ってんじゃ。
3) 最近日本人の集まりが多い。
1年目は全くといっていいほどなかった気がするんだけど。今年度はYale日本人会が活発な様子。忘年会、新年会は両方あった。昨夜は節分会だって。そんなの日本でもやらねー。いつも楽しく参加させてもらっている。日本人の方は、学生よりもポスドクとかvisiting scholarの身分で来ている人が多いので、僕は大分若造になる。皆面白い。それに、やっぱり日本語は気楽でいいなと思う。
大きな出来事は特にないですが、近況報告です。一部情報がfacebookの内容とかぶります。
1) ドアノブが取れた。
文字通り、取れた。取れるとどうなるかというと、部屋の中から出られなくなる。昨年の8月に入居した時点ですでに外れそうではあったので全くの突然というわけではないのだけど、部屋に閉じ込められたのは初めてなので驚いた。そういうわけで今は自宅警備員をやっているわけではなく、ガチャガチャやっていたら何とかはまって回すことができるようになった。そんなに困らないので大学にはまだ言っていない。ホウレンソウは大事ですよ。勢いよく引っ張ると抜けるので訪問者は注意。
2) スポーツドリンクを作ってみた。
米国にはあんまり習慣がないのか、ポカリスウェットやアクエリアスみたいな飲料があんまりない。あっても甘ったるかったり口に合わない。アジア系の店に行けば韓国か台湾版のポカリは買えるけど高い。だから自分で作ってみた。材料は水、塩、砂糖、レモン。比率は適当に微調整していこうと思った。結論から言うと、比率調整むずい。今のところ美味しくない。レモン水って感じ。味見しても塩が足りないのか砂糖が足りないのか、それとも実は水が足りないのかいまいち分からないし。とりあえず、飲むとすぐトイレに行きたくなる。水腐ってんじゃ。
3) 最近日本人の集まりが多い。
1年目は全くといっていいほどなかった気がするんだけど。今年度はYale日本人会が活発な様子。忘年会、新年会は両方あった。昨夜は節分会だって。そんなの日本でもやらねー。いつも楽しく参加させてもらっている。日本人の方は、学生よりもポスドクとかvisiting scholarの身分で来ている人が多いので、僕は大分若造になる。皆面白い。それに、やっぱり日本語は気楽でいいなと思う。
ここ最近の日記を見ると、コンピュータ・ギークのブログにしか見えなくて落ち込んだ。今回もそういうお話です。
僕にはお気に入りのテキストエディタがあって、それは真魚(「まな」と読む)というやつです。
作者のページ
Vector
この真魚、秀丸やTerapadに比べて有名じゃないようだけど、思いのほか使い勝手が良くて使っている。タブ式のテキストエディタというのがいい。色の設定も自由に変えられて、とても鮮やか。しかも背景に画像まで入れられる(昨日知った)。そして何より、軽い。
プログラムソースを書く場合も想定されていて、予約語などのハイライトもしてくれる。HTML, Delphi, C, Javaなどの主要言語はカバーされている。
ただ、この真魚、どうも自分で予約語の設定とかをいじれないっぽい。Vectorのレヴューではできるようなことが書いてあったのだけど、探してもその機能が見当たらない。なので、研究で使うR, Matlab, Fortranのソースエディタとしてカスタマイズしようと思ったけどできなかった。がっかり。誰か知っていたらぜひ教えてくださいね。
すでに真魚が気に入ってしまっているので、他のエディタに乗り換える気はあまりないのだけど、将来的に膨大なプログラムを書いてデバッグするときのことなどを考えると、そのうち高機能なエディタを使う必要が出るかもしれない。
でも好きなんだよなぁ。
ところで古いバージョンの真魚ではアイコンが幼女でうわぁって思ったんだけど、最新のバージョンでは無難になっていたのは何で?
旧アイコン
現アイコン
僕にはお気に入りのテキストエディタがあって、それは真魚(「まな」と読む)というやつです。
作者のページ
Vector
この真魚、秀丸やTerapadに比べて有名じゃないようだけど、思いのほか使い勝手が良くて使っている。タブ式のテキストエディタというのがいい。色の設定も自由に変えられて、とても鮮やか。しかも背景に画像まで入れられる(昨日知った)。そして何より、軽い。
プログラムソースを書く場合も想定されていて、予約語などのハイライトもしてくれる。HTML, Delphi, C, Javaなどの主要言語はカバーされている。
ただ、この真魚、どうも自分で予約語の設定とかをいじれないっぽい。Vectorのレヴューではできるようなことが書いてあったのだけど、探してもその機能が見当たらない。なので、研究で使うR, Matlab, Fortranのソースエディタとしてカスタマイズしようと思ったけどできなかった。がっかり。誰か知っていたらぜひ教えてくださいね。
すでに真魚が気に入ってしまっているので、他のエディタに乗り換える気はあまりないのだけど、将来的に膨大なプログラムを書いてデバッグするときのことなどを考えると、そのうち高機能なエディタを使う必要が出るかもしれない。
でも好きなんだよなぁ。
ところで古いバージョンの真魚ではアイコンが幼女でうわぁって思ったんだけど、最新のバージョンでは無難になっていたのは何で?
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