2011/11/08 (Tue) 駄目詰まり

PCを購入して、Windowsが使えるようになったので幽玄の間に登録した。会費が月に2000円は高いが、プロ棋戦を観戦できるというのが大きい。それから、段位を上げてこっそりと親父に対局を挑むという計画もある。

今日、天元戦の傍らアマ高段者の対局を見ていたら、起死回生の手筋を目撃した。
右辺で大きなコウが発生。黒はコウ立てにK16（△の地点)を利かしたのだが・・・。

 

白は構わず2, 4 と解消。黒は5から9まで、上辺の生きを催促してから11と切り離したのだが、


























ここで下図白1から3！


























アタリにツグと、白2で×地点が見合いで左右どちらかの黒石が取れる。これで一気に白が逆転したみたい。

 

2011/10/30 (Sun) Work your ass off!!

寮の友達が、毎日14時間勉強してるらしい。すごいなって言っていたら、

「あんたもやりなさい。明日から朝６時起床。YOU SHOULD WORK YOUR ASS OFF!」

"work ass off" は、限界まで働く、という意味だそうで。怪しいソースによると、語源は
「働きすぎて疲弊し、お尻の脂肪がなくなってしまうことから」だってさ。ほんまかいな。

2011/10/24 (Mon) 死活の盲点

KGSでの対局から（互先の黒番）。
白がT9にハネたところ。殺しにいくならS6で部分的に眼がないが駄目詰まりが気になる・・。

 

駄目詰まりが怖いし、優勢だと思ったので実戦はS14に伸びて白を生かす決断。殺しにいくと、白6に放り込んでコウにする抵抗があってやれないというヨミだったのだけど・・。




























しかし、並べてみると、なんと両コウで白死！　気づかなかった。残念！

ただし、上辺に眼を作る白の抵抗をがあった。白2に大して黒3のグズミで受けると、白6まで2眼の生き。一応×に放り込めば部分的にはコウだけど、このコウは負けたときの損害が酷いのでやれないし、そもそも右辺に両コウがあるので争うと無勝負になる（KGSにそんな機能はないのだけど）。

2011/10/24 (Mon) 英語で囲碁

NHK杯動画も見つくして、何かないかとYoutubeを探していたら、中国人が英語で囲碁を解説する動画を発見。これは良い動画。
Upload者のページでは、もっと沢山動画が見られて、動画販売もやっている→Go Commentary。


囲碁用語って、英訳されているものと、日本語がそのまま使われているものがあるみたいだ。囲碁は中国に起源があるが、西洋に囲碁を伝えたのが日本だったことが理由だと思う。

【日本語が輸出されたもの】
ハネ　→　hane
カカリ　→　kakari
アタリ　→　atari
ノビ　→　nobi
手抜き　→　tenuki

【英訳されたもの】
トビ　→　jump
ハサミ　→　pincer
ワタリ　→　bridge under
厚み　→　thickness
外勢　→　influence
地　→　territory

2011/10/12 (Wed) 取れる？

KGSでの対局から（2子局の黒番）。×マークの白3子を取れるか、という問題。

黒1に切り込んで3へコスム。黒5で渡り、白6の当てには受けずに黒7と一目を上取る。ここでうっかり白aに抜いたりすると、黒bで白死。なので白bが欠かせず、黒aまたはD5で4子が取れる。