Yaleで、遊んで学ぶ日々。
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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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よくドラマとか映画などをWeb上でダウンロードして観ている。Onlineで観ることも可能だけど、インターネットの速度が十分ではないため途切れ途切れになるので、全てダウンロードしてしまってから観るのが得策だ。こういう違法コピー作品には大抵中国語訳の字幕がついている。英語と中国語が両方分かる人と米国の映画を観たことがあるが、訳は完璧とのこと。
日本の映画を観ていたら、「離さないで」というところで「不要再說了」となっていた。これでは「話さないで」である。残念ながら仕事は完璧とまではいかないようだ。この間違え方から推し量るに、訳者は日本語を聞き取れるが映画を真剣に見ていないということだろうか。一体どんな人がどんな風に字幕をつけているんだろう。
日本の映画を観ていたら、「離さないで」というところで「不要再說了」となっていた。これでは「話さないで」である。残念ながら仕事は完璧とまではいかないようだ。この間違え方から推し量るに、訳者は日本語を聞き取れるが映画を真剣に見ていないということだろうか。一体どんな人がどんな風に字幕をつけているんだろう。
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英語の講義の最後のトピックはnegotiationだった。出身国によっては外国人は交渉が苦手な場合が多いので、文化の違いを理解し円滑なコミュニケーションをできるようにするという意図らしい。
講義の冒頭で教官は「どの国の人々が交渉に長けていると一般的に言われているでしょうか」と問いかけた。そこで僕が"North Korea."と答えたところ、結構ウケた。生まれて初めてのエスニックジョークである。
でも教官はトルコや中東諸国を挙げて欲しかったらしい。確かに北朝鮮で交渉に優れているのは上層部だけである。
講義の冒頭で教官は「どの国の人々が交渉に長けていると一般的に言われているでしょうか」と問いかけた。そこで僕が"North Korea."と答えたところ、結構ウケた。生まれて初めてのエスニックジョークである。
でも教官はトルコや中東諸国を挙げて欲しかったらしい。確かに北朝鮮で交渉に優れているのは上層部だけである。
日本から送られてくるはずの小包が2つ、予定の日を過ぎても届かなかった。EMS便を利用したのでweb上でtrackingが可能なのだが、その記録によるとすでに配達されて「不在のため持ち帰り」となっている。通常そういう場合には不在通知が残されているのだが、今回はそれすら残されていなかった。事情を確認するため遠くの郵便局まで出向く。米国でこういうイレギュラーなことを頼みに行くと大抵渋い顔をされるから行く前から憂鬱である。
僕「小包を受け取りに来たんですけど」
受付の女性「じゃぁ不在通知を出して」
僕「ないんです」
受「何言ってんの」
僕「不在通知が残っていなかったんです。でも一度配達されたのは確かなんです」
受「あんた、名字は?」
僕「名字? XXXですけど」
受「もしかしてYYY通りZZ番のWW号室に住んでたりする?」
僕「は??? 何でわかるの?」
隣の受付の人は"PSYCHIC!"と言って笑っている。
受「あんたの荷物はそこにあるからそっちの窓口で受け取ってね」
結局、望みの荷物をあっさり受け取って終了。どうもその女性は荷物の管理のような仕事もしているそうで、どこの荷物が戻ってきたとかも把握しているのだそうだ。でも、なぜ不在通知が残されていなかったかは結局不明のまま。風に飛ばされてしまったのか、配達員の怠慢か。僕は後者の線が強いと見ている。サービスのクオリティはやはりこの国では期待できない。でも、手作業の部分が多いからか、今回のようなイレギュラーな事態への対応が思いのほか早かったりもするので効率性の判定は難しい。
僕「小包を受け取りに来たんですけど」
受付の女性「じゃぁ不在通知を出して」
僕「ないんです」
受「何言ってんの」
僕「不在通知が残っていなかったんです。でも一度配達されたのは確かなんです」
受「あんた、名字は?」
僕「名字? XXXですけど」
受「もしかしてYYY通りZZ番のWW号室に住んでたりする?」
僕「は??? 何でわかるの?」
隣の受付の人は"PSYCHIC!"と言って笑っている。
受「あんたの荷物はそこにあるからそっちの窓口で受け取ってね」
結局、望みの荷物をあっさり受け取って終了。どうもその女性は荷物の管理のような仕事もしているそうで、どこの荷物が戻ってきたとかも把握しているのだそうだ。でも、なぜ不在通知が残されていなかったかは結局不明のまま。風に飛ばされてしまったのか、配達員の怠慢か。僕は後者の線が強いと見ている。サービスのクオリティはやはりこの国では期待できない。でも、手作業の部分が多いからか、今回のようなイレギュラーな事態への対応が思いのほか早かったりもするので効率性の判定は難しい。
11月22日、Ivy Leagueの第125回アメフトYale-Harvard戦に行って来た。Ivy Leagueというのは米国東北部にあるお金持ち学校8校によるスポーツリーグのこと。Ivy Leagueは日本の東京六大学リーグとよく似ている。そして「華の早慶戦」に該当するのはYale-Harvard Footballで間違いない。
Ivy Leagueの試合は毎年ホームかアウェイのどちらかで行われて、今年はアウェイの年なのでBostonまで車で出向く。スタジアムからやや離れた場所に車を停めて歩いていると、"Let's go Harvard!"と叫びながら練り歩く学生の集団に遭遇。ここはアウェイの地。小声で"Let's go Yalie"と呟きながらスタジアムへ向かう。
Boston はNew Havenよりやや東北にあるのだが、刺すように寒い。加えて屋外のスタジアムで風はビュンビュン吹いている。耳を覆わないとやってられないと思ったけど帽子を持っていなかったからパーカーの帽子をかぶることにした。手袋もなかったのでずっとポケットに手を入れていた。さらに、地面を伝って凍るような冷たさが靴を越えて足の指を襲ってくる。ブーツで来れば良かった。New Englandの冬の怖さというのを若干なめていたけど、この寒さは近くNew Havenにも必ずやってくる。"Don't be a slave to fashion", 学生ハンドブックに書かれていた言葉を思い出す。OK, I'll never be.
Harvard Crimsonのオフェンスから試合が始まる。周囲のYalieたちは"Harvard Sucks!" "Fuck You Harvard!"と叫び始めた。どうやら相手のオフェンス時には野次るものらしい。回りに合わせて叫んでいると、寒さも若干和らいだ。
最初の攻撃シリーズで、Yale陣地内30ヤード付近でHarvardが3rd down終了後に5ヤードを残した。特別な状況でなければ、安全にキックで陣地を稼ぐのがセオリーで、事実Crimsonはそれを選択した。しかし、あろうことかYale側はパントキックされたボールを取り損ね一転Harvardがtouchdownの大チャンスを得る。有り得ないぜ! 結局、そのままtouchdownを許しTry for pointのキックポイントも取られ、7-0.
漸くYale Bulldogsに攻撃権が移る。やっと自チームを応援する番だ。"Here We Go Bulldogs, Here We Go!" ただ、全体を通して、オフェンスはあまり機能していないように見えた。Quarterback sackを許す場面も少なくなかった。時々、ビッグゲインを得るシーンもあったが最後の最後でHarvardのディフェンスが堅い。その後は両チーム得点することなく前半が終わる。
3rd quarterにキックによるポイントを許し、10-0で最終quarterへ。Crimsonは堅実なrun playで制限時間いっぱいを使い時間を稼ぐ。10点差は少なくとも2回の攻撃がなければひっくり返せない。困ったことに、時間を稼がれるどころかCrimsonのrunプレイがなかなか止まらない。
残り3分強、ハーフウェイライン付近でHarvardがパントキックを選択した時、最大の見せ場がやってきた。ボールをキャッチしたBulldogsプレイヤーが相手のタックルをすり抜けた。大外を回り左サイドライン際を走り抜ける。"GO! GO!! GO!!!" そのままtouchdownかとも思われたがゴールまで15ヤード付近で倒される。残り2分で3点差に迫れればまだ分からない。Touchdownなるか? その後Runプレイで敵陣2ヤードで1st downを獲得する。回りの連中は"Yes We Can!"と叫んでいる。残念ながらBarak ObamaはHarvard出身である。
この2ヤードが長かった。結局、4th down gambleも実らず、得点することなく最大のチャンスを逸する。そして試合終了。10-0でCrimson.
ものすごく寒かったし、試合はまぁボロボロだったけど、楽しかった。普段は大学院で静かに勉強する日々だけど、この大学は学問だけじゃない。巡り巡ってYalieとしてここにいる幸運を想う。
でもやっぱり勝たないと。HarvardはIvy League内ではかなり強くいらしく、実際ここ10年くらいでYaleが勝ったのは2006年だけらしい。これから先の5年間で、早慶戦での慶応側の気持ちを思い知ることになるかもしれない。皮肉なことに、Harvardのチームカラーは赤、Yaleは青だ。
それでも、来年もまた行こうと思う。
Let's go Bulldogs, show me a touchdown!!
今学期受講している外国人向けの英語の講義はまるで高校の授業みたいだ。授業を3回欠席したらdrop out扱い、始業と同時に入り口の鍵を閉めるから遅刻は欠席とほぼ同義、などなど。学生が自分のニーズに合わせて講義を「利用する」色合いの強い大学の講義と比べるとこの締付けの強さは異様ですらある。物を食べてはいけないというルールもあるので、僕は毎回ドキドキしながらチューインガムを噛んでいる。
少し前に講義中に携帯電話をいじっていた奴がいて、それに教官がするどく反応した。"Excuse me, are you working with your cellphone?" 水を打ったように静まる周囲と青ざめる当の本人。"Could you leave this room right now?" と有無を言わさず教官が言い放つ。彼は荷物をまとめると素直に出て行ってしまった。ただ、教官が彼の名前を確認しなかったからか、彼は今でもクラスにいる。
またある時にはi-Podを聴いていた奴がいて、これにも教官は気付いた。"I'm reviewing Barak Obama's victory speech." なんて気の利いた返しをすることもなく彼もまた退室した。前回の反省からかこの時は教官はきっちり名前を確認した。彼の顔は覚えていないので彼のその後は分からない。
この間は、出席確認のためのsign-up sheetをチェックした教官が、「ここには28人しかいないのに名前が29もあるぞ!」と言い出した。代返って。結局この日は授業の終わりに全員が教官にIDを見せてから帰ることになった。ちなみにこの時、自分がどうしても来られないから妻を代わりに寄こしていた韓国人の友人がいて、当然奥さんはIDなんて見せられないからとんだトバッチリである。彼女は「ID忘れましたが私はXXXX(夫の名前)です」と言って切り抜けたらしい。幸運にも韓国人の名前では性別の判断は難しい。もし夫がGeorgeだったらthe endだった。
少し前に講義中に携帯電話をいじっていた奴がいて、それに教官がするどく反応した。"Excuse me, are you working with your cellphone?" 水を打ったように静まる周囲と青ざめる当の本人。"Could you leave this room right now?" と有無を言わさず教官が言い放つ。彼は荷物をまとめると素直に出て行ってしまった。ただ、教官が彼の名前を確認しなかったからか、彼は今でもクラスにいる。
またある時にはi-Podを聴いていた奴がいて、これにも教官は気付いた。"I'm reviewing Barak Obama's victory speech." なんて気の利いた返しをすることもなく彼もまた退室した。前回の反省からかこの時は教官はきっちり名前を確認した。彼の顔は覚えていないので彼のその後は分からない。
この間は、出席確認のためのsign-up sheetをチェックした教官が、「ここには28人しかいないのに名前が29もあるぞ!」と言い出した。代返って。結局この日は授業の終わりに全員が教官にIDを見せてから帰ることになった。ちなみにこの時、自分がどうしても来られないから妻を代わりに寄こしていた韓国人の友人がいて、当然奥さんはIDなんて見せられないからとんだトバッチリである。彼女は「ID忘れましたが私はXXXX(夫の名前)です」と言って切り抜けたらしい。幸運にも韓国人の名前では性別の判断は難しい。もし夫がGeorgeだったらthe endだった。
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