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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

Yaleで、遊んで学ぶ日々。

囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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ハロウィンというと"trick or treat"といってお化けの格好をした子供が家々を回りお菓子をもらうというのが遠い島国でのイメージだけど、大学生まで大きくなると仮装パーティになる(日本でも最近は浸透しつつあるのかもしれないけど)。

あまりパーティには興味なさそうな教官の話によると、New Havenで一番大きなHalloween partyは"GPSCY"という大学院・専門職大学院生のバーのもので、次に有名なのはThe Barという名前のバーのパーティなのだそうだ。教えてくれた教官はお堅い人って感じがするので、情報としてはちょっと不確かだが、とりあえず今年はGPSCYへ行くことにした。

世界中から学生の集まる大学の仮装パーティだから民族衣装パーティのようなものかと思っていたが、そうでもない。「笑いをとる」と「かっこいい」の2点が重要視され(その比重は人による)、自国文化や伝統はまぁそのためのスパイスのような扱いだ。アイデンティティの維持と文化の共存のバランスが米国らしい。

僕の中でのNo1は手製のプーチンのお面をつけたエストニア人だが、残念ながら肖像権の関係上写真をUPできない。




と思っていたが、よくよく考えると写っているのは公人だけなのでまぁいいでしょ。

mrp.JPG









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CMとか広告を見ていると、よく「今すぐここまでお電話を!」といって数字とアルファベットの組み合わさった電話番号が表示される。米国の国番号は1, フリーダイヤルは800なので、"1-800-ABC-DEFG"という感じ。意味のある文字列であることが多くて、会社名やそのイニシャルであることが多い。

初めて見たときは一体どこへ掛ければいいんだと思っていたけど、タネを明かすと簡単でアルファベットを携帯電話で対応している番号に置き換えればいいらしい。例えば、A⇒2、Z⇒9、WASEDA⇒927332である。ただし、番号2はA, B, Cの3つのアルファベットに対応しているので、逆向きの矢印は成立しない。つまり、数字から文字を再現することは出来ない。したがって、2222を見てもそれが河馬なのか馬鹿なのかは分からない。6666は野茂かもしれないし大野かもしれない。226226と書いてあればおそらくCanCamだと思われるが、書いた当の本人はCanCanのつもりだったかもしれない。

この方法なら一度文字を覚えてしまえば数字を再現するのに迷うことはない。弱点は数字から言葉を作ることが難しいところだが、番号を暗記するためにはこれは不必要な機能である。与えられた番号から気の利いた文字列を作ろうとしてもいいが、そんなことせずに欲しい番号を買えばいい。企業なら企業名を使いたいところだが、幸い各企業名はバラバラなので、1つの番号に人気が集中することは少なそうだ。

日本の語呂合わせを考えてみると、1つの数字に複数の読み方がある(4なら「し」でも「よ」でもいける)、数字1つに2文字以上が対応することもある(4で「よん」、7で「なな」など)、ある文字には全く数字が対応しない場合もある、などなかなか複雑になっている。時には0をワイルドカード的に使うことでかなり苦しいメッセージを当てることもある。「な、な、な、何と」という語呂合わせを覚えたとしても、7の数は全く不明である(7は「な」かもしれないし「なな」かもしれない)。「ん」に0を当てる可能性もある。かろうじて「と」は10でほぼ間違いない。

日本の語呂合わせは作文の自由度が高い分数字の再現が困難になっている。実用面では日本式語呂合わせは分が悪そうだ。おそらく江戸時代あたりから続く文化というか粋な遊び心として楽しむのが良いだろう。
日本にいた頃にお世話になった教授がうちの学部のセミナーでプレゼンテーションをするという話を耳にしたので聞きにいった。

内容は日本で以前聞いたことのある内容だったこともあって、(数学的に難しい部分を除いて)大体把握できた。やっぱり日本人の英語はホッとするなぁ。後期には日本人の教官の担当する講義を受けることになるのできっとそれも安心して聞いていられるだろうと期待する。

別にネイティブ並みの発音で喋るわけではないのだけど、さすがに米国で学位を取って米国で教えた経歴もある人なだけあって、喋りながらきっちりと英作文していてすごいと思った。こっちに来てまだ自分が出来ないことだからなおさらそう思う。それに喋る内容がクリアだから、外国人にとってもプレゼン全体が聞きやすいんじゃないかと思う。こういうのを聞くと、コミュニケーションの秘訣は訛を失くすことじゃないのだと考えさせられる。

大事なのは、まずちゃんと話す内容を持っていること、そしてそれを伝えたいと努力すること。何てことを実際自分が出来るようになってから言えるようになりたいものだ。とはいえ、ネイティブスピーカーみたいにペラペラっと喋ってみたいという気持ちも捨てきれはしない。
17日に初めての試験を受けた。Macroeconomicsの中間試験だった。この科目は中間試験と期末試験の比率が1:1になっているうえ(異なる教官が担当するからだろうか)、宿題へのウェイトがわずか10%なので結構大事な試験だ(ただ、そもそも成績がそんなに重要じゃないって皆言っているからなぁ。きっと及第点さえ超えればそれ以上の意味はないって意味なんだろうけど)。

この学部の(あるいは学校全体かもしれないけど)試験の回答はBlue Bookと呼ばれる冊子に記述する。ぺらぺらとした安そうなノートだ。何でBlue Bookなのかと聞いたら青いからだと言われた。「Harvardじゃきっと赤いさ」なんて言っている。ただの愛称以上の意味はないらしい。
 
CHIBI2008-10-20no002.jpg

 







試験場はいつもの教室で、机は椅子にくっついているサイドテーブルしかないっていうから変なテストだった。結構計算とかも要求されるので良い環境ではない。結果は、神のみぞ知る。
日本のテレビ放送だと性的な表現や業界の大物に関するスキャンダルなどに「ピー」音や銃声がかぶせられるけど、アメリカでは汚い言葉、卑俗な表現が対象になることの方が多いみたい。"Shit", "Fuck"とかは有名だけど、これらを含めてテレビじゃ言えない七言葉というのがあるのだそうだ。でもまぁ日常生活では結構使われている。
George Carlin: The Seven Words You Can Never Say On TV
Its lyrics

七言葉には選ばれていないけど別の卑俗な表現の一つに"Damn it." というのがあって、「くそっ」に該当するらしい(実際のところ、これが「ちぇっ」とか「まったくもう」くらいのニュアンスなのか「畜生」ぐらいの強さなのかはいまいちつかめてないけど)。

さて、大抵の講義は半期の講義を2人の教授が半分ずつ(つまりquarterずつ)受け持つことが多くて、今週からその交代が始まった。ある講義の新しい教授はこれまでの人よりもクリアに喋ってくれるうえ、講義ノートを用意してくれるので授業についていきやすい。言葉どうこうより何より、彼の授業の展開はそれ自体見事だと思う。

今日その講義の最中に彼の口から何度も"Damn it"が聞こえてきてかなり驚いた。おいおい講義で使っていい言葉なのか? なんて考えていたら、実は"endowment"と言っていたのだった。
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