Yaleで、遊んで学ぶ日々。
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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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アメリカに住んでいると、たまに「アニメ好き?」と聞かれることがある。しかし、その人がアジア系で、コアなアニメ・漫画ファンでない場合、向こうの意図しているのは8割方ドラえもんだから、そんなに話題は弾まない。
今日もまた、キッチンで「漫画は好き? アニメ見る?」と聞かれた。相手はアジア系ではなく、白人のお兄ちゃんだ。たまに、と答えると(実際僕はアニメはほとんど見ない)、「どんな作品が好きなの?」と突っ込んでくる。答えるのがなかなか難しいから逆にどんな作品を知っているのと聞き返したら、答えはドラえもんではなかった。
「僕はね、フルメタル・アルキメストの大ファンなんだ。それからこの間、モンスターを読破したよ。最近はムシシにも興味があってね・・・」
どうやら本物の漫画ファンだ。しかも蟲師とは予想の斜め上。さらに質問される。
「ブリーチについてはどう思う?」
僕はかねてからブリーチは退屈な漫画だと思っていたから、正直に同じ事の繰り返しでつまらないと言ったら、
「僕もね、初期は好きだったんだけど、マンネリ傾向があるからもっと早く終わらせるべきだったと思うよ。ほら、彼らが????に乗り込むあたり・・・」
????に入る言葉は専門用語過ぎてついていけなかった。さらに彼は、いくつかの有名なジャンプ漫画に対して辛辣かつ適切な批評を与えた。
彼はアニメもネットでよく見るらしい。カウボーイ・ビバップ、攻殻機動隊などの作品がお気に入りのようだ。
彼の最後の質問は衝撃だった。
「君に是非聞きたいことがある・・・マドカをどう思う?」
まさか魔法少女までカバーしているとは。残念ながら僕はその作品を見たことがなかったので、そう伝えた。
ここで少し英語を間違えた。「一度見始めると時間がかかりすぎて困る」から見るには勇気がいる、と伝えたかったのだが、うっかり「waste time」という表現を使ってしまった。これだと、時間のムダ、見るに値しない作品だという意味合いになる。
すると、彼は直ちにまどかマギカを擁護した。
「あの作品はね、最初の2話だけでは価値が分からない作品なんだ。だから、君にもぜひ3話まで試しに見てもらいたい・・・」
時間ができたら見てみることにしよう。お返しに、涼宮ハルヒの憂鬱を勧めておいた。彼とは旨い酒が飲めそうだ。
今日もまた、キッチンで「漫画は好き? アニメ見る?」と聞かれた。相手はアジア系ではなく、白人のお兄ちゃんだ。たまに、と答えると(実際僕はアニメはほとんど見ない)、「どんな作品が好きなの?」と突っ込んでくる。答えるのがなかなか難しいから逆にどんな作品を知っているのと聞き返したら、答えはドラえもんではなかった。
「僕はね、フルメタル・アルキメストの大ファンなんだ。それからこの間、モンスターを読破したよ。最近はムシシにも興味があってね・・・」
どうやら本物の漫画ファンだ。しかも蟲師とは予想の斜め上。さらに質問される。
「ブリーチについてはどう思う?」
僕はかねてからブリーチは退屈な漫画だと思っていたから、正直に同じ事の繰り返しでつまらないと言ったら、
「僕もね、初期は好きだったんだけど、マンネリ傾向があるからもっと早く終わらせるべきだったと思うよ。ほら、彼らが????に乗り込むあたり・・・」
????に入る言葉は専門用語過ぎてついていけなかった。さらに彼は、いくつかの有名なジャンプ漫画に対して辛辣かつ適切な批評を与えた。
彼はアニメもネットでよく見るらしい。カウボーイ・ビバップ、攻殻機動隊などの作品がお気に入りのようだ。
彼の最後の質問は衝撃だった。
「君に是非聞きたいことがある・・・マドカをどう思う?」
まさか魔法少女までカバーしているとは。残念ながら僕はその作品を見たことがなかったので、そう伝えた。
ここで少し英語を間違えた。「一度見始めると時間がかかりすぎて困る」から見るには勇気がいる、と伝えたかったのだが、うっかり「waste time」という表現を使ってしまった。これだと、時間のムダ、見るに値しない作品だという意味合いになる。
すると、彼は直ちにまどかマギカを擁護した。
「あの作品はね、最初の2話だけでは価値が分からない作品なんだ。だから、君にもぜひ3話まで試しに見てもらいたい・・・」
時間ができたら見てみることにしよう。お返しに、涼宮ハルヒの憂鬱を勧めておいた。彼とは旨い酒が飲めそうだ。
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面白いことを聞いた。Wikipediaで適当な言葉(英語) を調べて、その説明文中の第1リンクを辿っていくと、かなりの高確率で"Philosophy"にたどり着くらしい。
早速(なるべく例外になりそうなので)やってみた。
K-On! --> yonkoma --> comic strip --> newspapers --> publication --> content --> information --> ordered theory --> mathematics --> quantity --> number --> mathematical object --> philosophy of mathematics --> philosophy
早い段階で新聞に持ってこられ、そこからはもう脱出のチャンスがない。
list of suicide --> suicide --> death --> biology --> natural science --> science --> knowledge --> information
死から生物学を経由。
enjo-kosai --> dating --> courtship --> engagement --> marry --> kinship --> anthropology --> humanities --> list of academic disciplines --> academic discipline --> knowledge --> information
ここまで全部information経由だな。
chopsticks --> list of eating utensils --> chopstick
お、意外な例外。というかlist of eating utensilsには記述がなくて、リストだけだな。
ちなみに、philosophyから始めると
philosophy --> ontology --> philosophy
一瞬で戻った。
ウチの寮の3階に住むBrendon君は、物理専攻・天然パーマ・囲碁好きというなかなかハイスペックな男で、友達になりたい人ランキング上位にランクインしているのだ。お互い時間ができたらゆっくり囲碁でも打ちたいと思っている。
先日、親不知を抜いた話をしたときのこと、「痛み止め飲んでたら気持ちよくなって勉強が捗った」と言ったら、残りを売り捌けないか、なんて話になった(違法だよ)。
New Havenには治安の悪いエリアが結構あるので、○○通りならどうだろうか、あっはっは。と、普通の人ならこれくらいで笑って話はおしまいだろう。よしんばもう少し話が膨らんだとしても、あくまで冗談の範囲だろう。
ところが、このBrendon君、やたらとマジなのである。それがビジネスにならないか考え出した。僕だって、馬鹿みたいなことを真面目な顔で口にすることはあるが、それはウケ狙いだ。彼の場合、そういうことじゃないみたいなのだ。一言で言うと、要するに、真剣なのである。
「レストランはどうだろうか」
「バーテンダーを介するのは」
「バーの客が覆面警察官かもしれない」
「仕入れはどうすればいい」
「公衆衛生学科の君ならいくらか持ち出せるんじゃないか」
「LAに看護師の友達がいる」
「その看護師は内部メンバーにすべきか、外部協力者にとどめるべきか」
まるで、この空想(だと僕は信じている)の議論の先に、何かの真理が潜んでいるみたいな雰囲気だ。
ああ、これが科学者の習性か。誰もが素通りするようなことでも、真剣に考えるのだ。99.9%は何の意味もない議論に終わるけど、それをしないことには残りの0.1%の宝石は見つからない。
どうにも頭の硬い僕は、「考えてみる価値のある限界点」がまだまだ高い。入ってくる情報の大半は、自動的にこのフィルタにかけられて認識すらされない。本当の研究者を目指すなら、このフィルタの目を粗くしなくてはね。言うは易し。
ところで、Brendon君は普通の冗談もちゃんと言う(というか割とひょうきんな人物だ)。
僕「痛み止めを飲みすぎて依存症にならないように気をつけないと。親が悲しむ」
B 「依存症になったら、お前が顧客第1号だ。歓迎するぜ」
先日、親不知を抜いた話をしたときのこと、「痛み止め飲んでたら気持ちよくなって勉強が捗った」と言ったら、残りを売り捌けないか、なんて話になった(違法だよ)。
New Havenには治安の悪いエリアが結構あるので、○○通りならどうだろうか、あっはっは。と、普通の人ならこれくらいで笑って話はおしまいだろう。よしんばもう少し話が膨らんだとしても、あくまで冗談の範囲だろう。
ところが、このBrendon君、やたらとマジなのである。それがビジネスにならないか考え出した。僕だって、馬鹿みたいなことを真面目な顔で口にすることはあるが、それはウケ狙いだ。彼の場合、そういうことじゃないみたいなのだ。一言で言うと、要するに、真剣なのである。
「レストランはどうだろうか」
「バーテンダーを介するのは」
「バーの客が覆面警察官かもしれない」
「仕入れはどうすればいい」
「公衆衛生学科の君ならいくらか持ち出せるんじゃないか」
「LAに看護師の友達がいる」
「その看護師は内部メンバーにすべきか、外部協力者にとどめるべきか」
まるで、この空想(だと僕は信じている)の議論の先に、何かの真理が潜んでいるみたいな雰囲気だ。
ああ、これが科学者の習性か。誰もが素通りするようなことでも、真剣に考えるのだ。99.9%は何の意味もない議論に終わるけど、それをしないことには残りの0.1%の宝石は見つからない。
どうにも頭の硬い僕は、「考えてみる価値のある限界点」がまだまだ高い。入ってくる情報の大半は、自動的にこのフィルタにかけられて認識すらされない。本当の研究者を目指すなら、このフィルタの目を粗くしなくてはね。言うは易し。
ところで、Brendon君は普通の冗談もちゃんと言う(というか割とひょうきんな人物だ)。
僕「痛み止めを飲みすぎて依存症にならないように気をつけないと。親が悲しむ」
B 「依存症になったら、お前が顧客第1号だ。歓迎するぜ」
面白そなインターンシップ見つけたと思ったら、ページ中程に「ただしアメリカ市民に限る」
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