Yaleで、遊んで学ぶ日々。
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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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数週間前にテレビ番組のなかで「赤ちゃん肌になれる」と紹介されて以降、韓国の家庭料理プゴクが日本で注目されている。以前にも納豆やバナナについて、その効用がテレビで取り上げられた際には一時スーパーマーケットからそれらの食材が姿を消し、その後流行が下火になると在庫過多になり大特売が行われるという現象が起こったが、今回はプゴクの材料であるプゴ(干し鱈)とダシダ(粉末上の牛肉スープ)は楽天で買えると放映されたために楽天が現在品切れ状態らしい。米国には、中国人のそれほどではないにしても巨大な韓国人コミュニティが存在し、韓国産の食材が入手可能である。多くの日本人が首を長くして楽天の入荷を待っている間に、プゴクを作ってみよう。
New HavenにはOriental Pantryという韓国人のキムさんの経営しているアジアン・グローサリーがあって、まずはそこへ行ってみた。すると、ダシダはあるがプゴは現在品切れ中で来週入荷するとのこと。代わりに、Cook-Doみたいな出来合いのプゴクがあると勧められた。とりあえず試してみようと思って購入することに。

右端がプゴク。
これがあればとりあえずプゴクは食べられるのだけど、キムさんが「ダシダは何にでも使えて便利だから買っていきなさい」と言うのでダシダも購入。さらに「韓国のお餅があるよ。日本人ならお餅は好きでしょ」とガンガン押してくる。結局なかなか旨かったのでお餅も買った。最後に「来週プゴが入るからその時また来なさい」と念を押された。ぐいぐい来るな、キムさん。昨日早速インスタントのものを作ってみたところ鱈の味がすっきり美味しいスープだった。
他に、J-Mart と Hong Kong Groceryという食材店があるのだけど、こちらは中国人か台湾人のやっている店。「プゴクが作りたいんだけど」と言って尋ねるのも面倒なので、ざっと見回して干し鱈が見つからなかったので諦めた。
インターネットで探してみると、HartfordというNew Havenから車で50分くらいの都市に3件の韓国食材店があるらしいと分かったので、今日行ってみた。1件目、Lotte Market (818 Silver Lan, East Hartford, CT 誰かのブログでの紹介)は、外から見ると全く明かりがついておらず、案の定閉店していた。2件目、Lotte Marketの別店舗 (1150 Burnside Ave, East Hartford, CT) も閉店済み。不況のあおりを受けてか倒産に追い込まれたようだ。
手ぶらで帰ることも覚悟して行った3件目は、Young's Oriental。ホームページを持っていないらしく事前情報なし。しかし素晴らしいことに、こちらは生き残っていた。店内はこじんまりとしていて雰囲気がNew HavenのOriental Pantryとよく似ている。ダシダがあるのはすぐ確認するが、肝心の干し鱈が見つからない。店に入った時にアニョハセヨと声をかけてくれたことから韓国人らしいと思われるおばちゃんに、プゴクを作りたいんだと聞いてみると、どうもプルコギにしか聞こえないらしくコミュニケーションが成立しなかった。韓国の家庭料理で干した魚とダシダで作るスープが作りたいんだと言うと、店内のある一角へ案内してくれた。煮干が沢山あった。まだ話が通じていないようだ。店内をうろうろ彷徨っていると、おばちゃんが「あんた一体何が作りたいのよ」と聞いてきた。いい人だ。僕なら "I would buy online" って投げるところだ。「プルコギじゃなくてプゴク。韓国のスープで、dried fishが入ってるんだ」って頑張って説明したら、やっと伝わった。「Oh, プゴク!! それは dried fish じゃなくて dried pollack のスープだわよ」 鱈は魚じゃねーか!というモヤモヤ感はさておき、干し鱈を置いているのかどうか聞いてみるとやっぱり品切れらしい。でもその代わりに、fresh pollack ならあるって。プゴクを作るのにそれを使ってもいいのかと聞くと、「Freshな方が美味しいに決まってるでしょ」だって。そういうもんかな。Freshと言うものだから生かと思ったら冷凍した切り身でした。その後、プゴクの作り方を詳しく教えてもらって、大根と豆腐とhot pepper powderを一緒に購入して、いい気分で帰宅した。
お店で聞いたレシピは、テレビで紹介されていたものとは大分違っていた。地域差だろうか。テレビのものは、
1. 干し鱈とダシダを水300ccに入れて火にかける。
2. 3分間沸騰させる。
3. 出来上がり。
という超簡単レシピだったが、Young's Orientalで教えてもらったのは、
1. 水を火にかける。
2. 塩を少々加える。
3. 鱈(切り身)を入れる。
4. 大根を入れる。
5. 沸騰したらhot pepper powderと醤油を加える。
6. 最後に長ネギを入れる。
7. 出来上がり。
これでも相当簡単だけど、聞いた感じ大分味が違いそうである。そもそもおばちゃん的にはダシダは使わなくてもいいんだってさ。ダシダは、牛肉の他にも玉葱、ニンニク、胡椒などの色んなエキスの詰まった粉末スープだから、使うと使わないとではかなり変化が出るだろう。とりあえず今回はおばちゃんに従って作ってみることにした。
レシピのとおりに作ってみたところ、確かにすっきり旨いんだけどどうも味が足りない、と思った。こういう時は大抵ダシが足りないんだろうと思い、結局ダシダを投入した。

完成品がこちら。
スープが赤いのはhot pepperのため。前日のインスタントとは大分スープの感じが違うけど、それはhot pepperと醤油のせいだと思う。これも旨い。魚をベースにしたスープを作るのは実は初めてなんだけど、良い香りに仕上がるものなんだな。やはりhot pepperが効いていてピリッと辛く、いかにも韓国って感じだ。
冷凍鱈の切り身がまだ大量に残っているので、しばらく色んなバージョンを試してみる予定。1ヵ月後には赤ちゃん肌かな!
New HavenにはOriental Pantryという韓国人のキムさんの経営しているアジアン・グローサリーがあって、まずはそこへ行ってみた。すると、ダシダはあるがプゴは現在品切れ中で来週入荷するとのこと。代わりに、Cook-Doみたいな出来合いのプゴクがあると勧められた。とりあえず試してみようと思って購入することに。
右端がプゴク。
これがあればとりあえずプゴクは食べられるのだけど、キムさんが「ダシダは何にでも使えて便利だから買っていきなさい」と言うのでダシダも購入。さらに「韓国のお餅があるよ。日本人ならお餅は好きでしょ」とガンガン押してくる。結局なかなか旨かったのでお餅も買った。最後に「来週プゴが入るからその時また来なさい」と念を押された。ぐいぐい来るな、キムさん。昨日早速インスタントのものを作ってみたところ鱈の味がすっきり美味しいスープだった。
他に、J-Mart と Hong Kong Groceryという食材店があるのだけど、こちらは中国人か台湾人のやっている店。「プゴクが作りたいんだけど」と言って尋ねるのも面倒なので、ざっと見回して干し鱈が見つからなかったので諦めた。
インターネットで探してみると、HartfordというNew Havenから車で50分くらいの都市に3件の韓国食材店があるらしいと分かったので、今日行ってみた。1件目、Lotte Market (818 Silver Lan, East Hartford, CT 誰かのブログでの紹介)は、外から見ると全く明かりがついておらず、案の定閉店していた。2件目、Lotte Marketの別店舗 (1150 Burnside Ave, East Hartford, CT) も閉店済み。不況のあおりを受けてか倒産に追い込まれたようだ。
手ぶらで帰ることも覚悟して行った3件目は、Young's Oriental。ホームページを持っていないらしく事前情報なし。しかし素晴らしいことに、こちらは生き残っていた。店内はこじんまりとしていて雰囲気がNew HavenのOriental Pantryとよく似ている。ダシダがあるのはすぐ確認するが、肝心の干し鱈が見つからない。店に入った時にアニョハセヨと声をかけてくれたことから韓国人らしいと思われるおばちゃんに、プゴクを作りたいんだと聞いてみると、どうもプルコギにしか聞こえないらしくコミュニケーションが成立しなかった。韓国の家庭料理で干した魚とダシダで作るスープが作りたいんだと言うと、店内のある一角へ案内してくれた。煮干が沢山あった。まだ話が通じていないようだ。店内をうろうろ彷徨っていると、おばちゃんが「あんた一体何が作りたいのよ」と聞いてきた。いい人だ。僕なら "I would buy online" って投げるところだ。「プルコギじゃなくてプゴク。韓国のスープで、dried fishが入ってるんだ」って頑張って説明したら、やっと伝わった。「Oh, プゴク!! それは dried fish じゃなくて dried pollack のスープだわよ」 鱈は魚じゃねーか!というモヤモヤ感はさておき、干し鱈を置いているのかどうか聞いてみるとやっぱり品切れらしい。でもその代わりに、fresh pollack ならあるって。プゴクを作るのにそれを使ってもいいのかと聞くと、「Freshな方が美味しいに決まってるでしょ」だって。そういうもんかな。Freshと言うものだから生かと思ったら冷凍した切り身でした。その後、プゴクの作り方を詳しく教えてもらって、大根と豆腐とhot pepper powderを一緒に購入して、いい気分で帰宅した。
お店で聞いたレシピは、テレビで紹介されていたものとは大分違っていた。地域差だろうか。テレビのものは、
1. 干し鱈とダシダを水300ccに入れて火にかける。
2. 3分間沸騰させる。
3. 出来上がり。
という超簡単レシピだったが、Young's Orientalで教えてもらったのは、
1. 水を火にかける。
2. 塩を少々加える。
3. 鱈(切り身)を入れる。
4. 大根を入れる。
5. 沸騰したらhot pepper powderと醤油を加える。
6. 最後に長ネギを入れる。
7. 出来上がり。
これでも相当簡単だけど、聞いた感じ大分味が違いそうである。そもそもおばちゃん的にはダシダは使わなくてもいいんだってさ。ダシダは、牛肉の他にも玉葱、ニンニク、胡椒などの色んなエキスの詰まった粉末スープだから、使うと使わないとではかなり変化が出るだろう。とりあえず今回はおばちゃんに従って作ってみることにした。
レシピのとおりに作ってみたところ、確かにすっきり旨いんだけどどうも味が足りない、と思った。こういう時は大抵ダシが足りないんだろうと思い、結局ダシダを投入した。
完成品がこちら。
スープが赤いのはhot pepperのため。前日のインスタントとは大分スープの感じが違うけど、それはhot pepperと醤油のせいだと思う。これも旨い。魚をベースにしたスープを作るのは実は初めてなんだけど、良い香りに仕上がるものなんだな。やはりhot pepperが効いていてピリッと辛く、いかにも韓国って感じだ。
冷凍鱈の切り身がまだ大量に残っているので、しばらく色んなバージョンを試してみる予定。1ヵ月後には赤ちゃん肌かな!
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