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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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KGSに、akiosanという碁打ちがいる。50年ほど前に静岡県のアマ棋界で活躍し、県代表になったこともあるらしい。その後、事情あって碁から離れていたが、ネット碁の普及によってKGSを舞台に戦い始めた 。激しい碁が売りで、4~5dというランクの割にファンが多い。理由はわからないが、ここ数か月は、ぱたりと対局から遠のいている。体調がすぐれないのかもしれない。akiosanの半生については、息子さんがブログに綴っている(akiosanとのKGS囲碁二人三脚)。

ブログによると、akiosanはかつて林海峰名人(当時)に三子で挑んだことがあり、その棋譜が雑誌『棋道』に残っているらしい。当時静岡県では、静岡県選手権の優勝者を静岡県名人と称し、プロの名人を招いて記念対局を打っていたらしい。akiosanが優勝した年には、それが『棋道』の企画「名人対各界チャンピオン」と連動していたため、棋譜が解説つきで掲載された。これを探してみた。


『棋道』のバックナンバーはあまり残っておらず、結局国立国会図書館まで出向いた。ブログでは対局があったのは昭和41年の暮れとなっていたが、実際には昭和42年の暮れだった。棋譜は『棋道』44巻2号(昭和43年2月号)に掲載されていた。


棋譜再生
SGFファイル
序盤、左上で村正の妖刀の変化から、黒が不利が分かれになる。二間高バサミに
上ツケは、妖刀を真っ向から受けて立つ手で、解説では、やるなら下図のように目いっぱい行かなくてはならないとのこと。図は、AのげたとBのシチョウが見合い。シチョウが悪ければ黒Cといき、2子取りとDのゲタを見合う。
 

結局、この序盤の損(大損でもないらしいが)で気が焦ったakiosanは、あまりいいところなく敗れたらしい。『棋道』の解説は辛く、「悔いの残った一局であったろう」と締めくくっている。この時代ならではの厳しい批評だ。
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