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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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文書はほぼ全てlatexで書く。構造が論理的なところが好き。

共著をする時には大きな障害になりそうな気がするが、そこは追々考えるとして、当面は、ライティングの先生に添削を依頼する時にワードに変換する必要が生じた。

文章だけが必要なので、方程式や図表は綺麗に表示出来なくても差し支えない。この目的なら、tth (HTMLへ変換)とlatex2rtf (RTFへ変換。ワードで読める)が良い。どちらもUbuntuの公式リポジトリに入っている。

特に、tthは知らないパッケージが出てきても、その部分を無視してとにかく変換を成し遂げてくれる、小粋なソフトウェアだ。つまりクラッシュしない(何も吐き出さないということはない)ので、ストレスが少ない。tthでHTMLに変換→ワードにコピペという方法もなかなか有効。

スタイルを忠実に再現したり、様々なパッケージに対応できるコンバーターもあるようだけど、今はとにかくクラッシュしないtthがベスト。

使い方:
tth <tex file>
latex2rtf <tex file>

【追記】
tthは日本語でもいける(Nice!)。アウトプットはオリジナルのファイルと同じエンコーディングになるようだ。


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日本語でtexを使いたくなった。TeX一式はUbuntuの公式からフルインストールしてあるので、とりあえずplatexとdvipdfmxの2つは入っているようだった。

platex file.tex
dvipdfmx file.dvi

の2段階でPDFができあがる。


普段は欧文のみでpdflatexを使っているので気にならないが、DVI経由でPDFを作る場合、挿入する画像の領域情報が分かっていないとエラーがでるらしい。

Cannot determine size of graphic in ...

というようなメッセージだ。


EPS形式の画像には領域情報が内蔵されているが、PDFやJPEGなどの形式ではそれができないため、".bb"形式の別のファイルを用意して、そこに情報を記載する必要がある、という話らしい。これを自動生成するためのコマンドが、

ebb image.pdf

というもの。つまり、挿入する画像全てに対して、事前にこれを適用すれば良いということらしい。

いちいちそれは手間なので、texソース内の画像パスを探して全てにebbをかけるpythonスクリプトを書いた→ebb-all.py。これをパスの通ったディレクトリに保存しておいて、エディタに「ebb」→「platex」→「dvipdfmx」の3ステップをマクロ登録すると便利。geditの場合はこんな感じ。"-V 5"というオプションは、生成されるPDFより挿入する画像のPDFでバージョンのほうが新しい場合に出る警告を回避するため。なくても良い。

#--------------------------------------------------------------
#!/bin/sh
 
ebb-all.py "$GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH"
platex "$GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH"
dvipdfm -V 5 "${GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH%.*}.dvi"
/#--------------------------------------------------------------

動作確認用のテストファイル一式→jtex.zip
アウトプット→jtex.pdf
 

以前の記事でLatexでgaramondフォントを出す方法を書いたけど、Ubuntuの場合はコマンド一発で終わる。
参考URL


sudo getnonfreefonts-sys garamond


もしかしたら、これも必要かも。
 
sudo apt-get install texlive-fonts-extra
 

テスト用のTexコード。

\documentclass{article}
\usepackage[urw-garamond]{mathdesign}
\begin{document}
This is {\it mathdesign}!
\[ y = x^2 \Longrightarrow x = \pm \sqrt{y}\]
\end{document}

カッコイイ数式用筆記体フォント

$\mathcal{ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ}$


\usepackage[mathscr]{euscript}
$\mathscr{ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ}$


\usepackage{mathrsfs}
$\mathscr{ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ}$
 
http://www.math.washington.edu/~lee/Courses/typesetting-script.pdf
寮の友達にLaTeXを教えていたら、なかなか良いサンプルに仕上がったのでUP。下記の4つのファイルを同じフォルダに保存してpdflatexを回せばうまくいくはず。
test.txt
P9130002.JPG
P9130002.pdf
P9130002.png


pdflatexでコンパイルすることを前提に書いているので、もしかしたらDVIを作ってからPDFに変換しようとするとうまくいかないかも(画像の所とか)。
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