2013/11/06 (Wed) 基本の死活

KGSの対局から（コミなしの白）。
左上の白は、手を抜けばコウ、手を入れれば白生きがある。
ここで、欲をかいてA15からのハネツギを決めてで先手生き、という虫のいい話があるか、という問題。

いかにも気持ちの悪い。とりあえず、黒からの先手ゼキは保証されている。


白5=手抜き



あるいは、黒は一手ヨセコウを選ぶことも出来る。




計算できないけど、おそらくハネツギは得していないんだろう。

2013/11/01 (Fri) 手筋

KGSの自戦から。互先の黒。


（１）左辺が強烈な攻め合い。黒番。




（２）下辺の白が命をかけて逃走中。黒番。

（１）配石が奇跡的で、ユルミシチョウで取れる。対局中は気づかなかったが・・・。



（２）外から抑えれば止まる。中で二眼はなかなか難しそう。




実戦は、両アタリに眼が眩んで切り、コウになってしまった。

1 = G5

2013/10/23 (Wed) 利き筋

KGSの自戦（コミなしの白）。右上隅で戦いが発生して、右辺の黒への効き具合が気になる。AやBはそれぞれ効いているのか？

白S11に黒が手抜いた場合、白１の急所から黒死があるようだ。



白S12でも同様。




黒２と変化しても、単純に白３で黒死。

2013/09/17 (Tue) 実戦死活

KGS自戦。コミなしの白。

ずっと気持ちよく打っていたら、取られた中央の地が思っていたより大きかったらしく、微差の終盤。右上隅で手抜きした黒を咎めて△にオキ。結果はどうなるか。

実戦は、黒が受け間違えたので無条件死。隅の特殊性でオイオトシにならない。


黒３がしぶといが、白８までで３目中手。白６で８を先にすると、黒６でセキ。
 


黒も抵抗不足で、おそらくコウが最善。

2013/09/16 (Mon) 味悪

KGS自戦。コミなしの白。
黒Aに何も考えずにBで取ろうとしたら、Cに跳ね返されてすこぶる味が悪い。
今見れば、B２に打って自重しても勝てそうだけど・・・実戦はE1に打った。このあとどうなるか。

正しく打てば、黒四子は取られ。B6のキリが強烈で、黒６にツゲない。
2=B6


でも実戦は、僕の勝手読みと相手が噛み合って、眼あり眼なしで生還してしまった。結局、 D2の地点が黒の手数と白の眼に関わる急所、ということ。