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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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長かった夏休みも終わりに近づき、例年どおりやろうと思っていたことの半分も達成できていないことに落胆しています。

思えば旅行三昧でした。関西では大阪・奈良・京都へ再訪問したのに加えて、和歌山県湯浅町へ行ってきました。醤油発祥の地として知る人ぞ知るといった所です。キッコーマンのある野田ではないんですよ。湯浅町・角長のひろみさんが言うには、キッコーマンもヤマサも角長から学んでいったのだそうです。

帰りは東海道を鈍行でゆっくり帰ってきました。途中、滋賀県では東海道本線ではなく湖西線を選択して大分無為な時間を過ごしてしまい(琵琶湖を北から回るルートはちょっと立ち寄って観るという旅には不向きなようです。雨だったし)、近江牛を食べたり彦にゃんに会う計画は崩れてしまいましたが、名古屋では、安旅好きには有名なサラリーマンホテル「松竹梅」に泊まることができました。壁が薄いのでテレビは片耳のイヤホンで聞かなければならず、そんな環境でワールドカップを観戦しました。関東へはあまり展開していない「風来坊」の手羽先とターザン焼(大宮店があるそうです)や、「あつた芳来軒」のひつまぶしを堪能することができました。僕のお子ちゃま口は、きっと親父が名古屋出身であるせいではないでしょうか。

東海道の残りの旅程はほぼ静岡です。静岡は大分広い。残念ながらくっきりとした富士山を見ることは叶いませんでした。熱海はさすがに活況でした。神奈川県に入ってくる頃には、旅の終わりを実感し切ない気持ちになります。

次の行き先は長野です。長野も広い県で、リゾート地の白馬や軽井沢などもありますが、今回は松本と大町へ訪れました。松本はさすがに大きな町で、駅前の雰囲気は名古屋を思わせます。松本城は黒色が渋く、格好いい印象でした。あと、お掘にちゃんと水が張ってあるのが良いですね。安曇野いわさきちひろ美術館を訪れて、2歳半の姪へのお土産に絵本を1冊購入しました。そんなものAmazonで簡単に買えるのに、とは思うのですが、どうも買いたくなってしまっていけないですね。わけあって大町温泉郷で人形劇を観ました。ひょっこりひょうたん島のような人形を動かす人が台の下に隠れているではなくて、黒衣装を着た演者が堂々と舞台に出て喋っているタイプの人形劇で、それでも幼稚園児達がちゃんと人形が主役なんだということを理解しているから偉いなぁ。大町は黒部ダムに近いのですが、時間がないのでダム見学はしませんでした。道中「いわな」と看板を掲げた食堂に立ち寄って食べた岩魚の塩焼きと信州蕎麦は絶品でした。ちなみに往復には新宿・松本間の高速バスを利用しました。

最後に、奥多摩へ行ってきました。東京から行ける最もお手軽な観光地の1つだと思います。西東京市から青梅街道を西へ行けば約1時間で青梅市。山岳の風景が広がります。さらに国道411号を進めば数10分で奥多摩町へ着きます。奥多摩湖をぐるりと半周するドライブコースがあるのですが、途中「奥多摩周遊道路」と呼ばれるライダー達の聖地があります。死亡事故多発地域だそうで、看板には「ここで事故を起こすと救急車到着まで2時間かかります」と脅し文句が書かれています。そんなものにはお構いなしにその日も何台ものライダーに出会いました。僕の車の後ろにつけたバイクは、標準速度で走る僕に嫌気がさしたのか逆方向へ行ってしまいました。月夜見第一駐車場から眺める湖は絶景ですが、それ以上に静けさに驚きます。

日原(にっぱら)という地域は鍾乳洞で有名です。でも日原鍾乳洞の鍾乳洞は、白くないのです。鍾乳石というのは外気に触れると簡単に黒ずんでしまい周囲の石灰岩と見分けがつかなくなってしまうそうです。そういうわけでここを奥多摩3大ガッカリスポットに認定することに決めました。ただの洞窟です。鍾乳洞をきちんと観たい人には、日原鍾乳洞へ向かう途中にある大増(だいます)鍾乳洞がお勧めです。立看板は「驚きの白さ」と洗剤の広告のような胡散臭さですが、小さいながらも白い鍾乳洞を保存しており、かつヒラマミキオ似のお兄さんが詳しく説明してくれるので面白いのです。奥多摩3大穴場スポットに認定です。

駅前の小料理屋「むら喜」が美味しいのは前回に書いたとおり。店主の村木喜美子さんの名刺を頂きましたが、書かれているemailアドレスが携帯のものでだったことに驚きです。メル友になりたいよ。
少し奥多摩からは離れますが青梅の沢井というところに、「澤乃井」で知られる小澤酒造があり、酒蔵見学ができます。この地域は酒蔵が密集している地域ではなく、兵庫の灘とは違って酒蔵巡りとはいきませんが、味では負けていないのではないでしょうか。近辺の料理屋のお酒はほぼ澤乃井一択です。我が家では日本酒より焼酎派が多いので、澤乃井ブランド唯一の焼酎「武州伝説」をお土産に買って帰りました。酒作りには米の中心部の純粋なでんぷん質のみを使い、周囲は削り取ってしまうのですが、その周囲の部分を使って焼酎を作るのだそうです。エコですね。

 
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