Yaleで、遊んで学ぶ日々。
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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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組み合わせ(n C k )を計算する時間は、nが大きくなるにつれて大きくなる。一番時間がかかるのはkがちょうどnの半分のところ(階乗の計算が大変)。逆にk=1またはk=nの時は、n C k = 1 なので簡単。
pythonでn C k を計算する関数としては、gmpy.comb() とscipy.misc.comb() の2つが有名どころらしい(参考URL)。このうち、gmpy.comb()は正確に組み合わせの数を計算するのに対して、scipy.misc.comb()のほうは、対数ガンマ関数を利用して近似値を返すらしい。そのため、後者のほうがスピードが速いとか。
実験してみたところ、次のような結果になった。
n = 10000を固定して、k の値を1から10000まで、色々変えて、それぞれの関数でn C k の計算にかかる時間を記録した。グラフのy軸は経過時間(ミリ秒)で。対数にしてある。
予想通り、gmpyのほうは階乗の計算が難しくなる中間のkについて、計算時間は長くなり、真ん中(k=5000)のあたりで最大になる。一方、近似値を計算するscipyの方は、そういった問題が起こらないらしく、一定の速度で計算できるらしい。そもそも計算の簡単な範囲(kが1に近いかnに近いか)では、gmpyで計算したほうが速いということもグラフから分かる。
使用したファイル:comb_test.py, comb-graph.R
pythonでn C k を計算する関数としては、gmpy.comb() とscipy.misc.comb() の2つが有名どころらしい(参考URL)。このうち、gmpy.comb()は正確に組み合わせの数を計算するのに対して、scipy.misc.comb()のほうは、対数ガンマ関数を利用して近似値を返すらしい。そのため、後者のほうがスピードが速いとか。
実験してみたところ、次のような結果になった。
n = 10000を固定して、k の値を1から10000まで、色々変えて、それぞれの関数でn C k の計算にかかる時間を記録した。グラフのy軸は経過時間(ミリ秒)で。対数にしてある。
予想通り、gmpyのほうは階乗の計算が難しくなる中間のkについて、計算時間は長くなり、真ん中(k=5000)のあたりで最大になる。一方、近似値を計算するscipyの方は、そういった問題が起こらないらしく、一定の速度で計算できるらしい。そもそも計算の簡単な範囲(kが1に近いかnに近いか)では、gmpyで計算したほうが速いということもグラフから分かる。
使用したファイル:comb_test.py, comb-graph.R
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