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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

Yaleで、遊んで学ぶ日々。

囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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日本にいた頃RAとしてやっていた仕事を、先生方や元同僚のRAがDiscussion Paperにまで昇華させてくれました。有難いを通り越して申し訳ないくらい。経済学の学術論文ではないので研究者の業績としては小さなものだけど、とりあえず節目というか足跡という感じで嬉しい。

皆でクリックして検索順位を上げましょう。
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下記のページのリンクから飛ぶと尚良いかも。
www.e.u-tokyo.ac.jp/cirje/research/dp/2008/list.htm


今のところ、Googleで僕の名前を日本語で検索すると、トップに自分の中学時代の学習塾が出てきて、その少し下にこの論文へのリンクページが出てくる。一方英語で検索するとかすりもしない。国際的な知名度を高めていきたいものである。気がかりなのは、僕のファーストネームには2通りの綴り方があるので、これが今後の検索結果に悪影響を与えそうだということだ。
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英語の講義の最後のトピックはnegotiationだった。出身国によっては外国人は交渉が苦手な場合が多いので、文化の違いを理解し円滑なコミュニケーションをできるようにするという意図らしい。

講義の冒頭で教官は「どの国の人々が交渉に長けていると一般的に言われているでしょうか」と問いかけた。そこで僕が"North Korea."と答えたところ、結構ウケた。生まれて初めてのエスニックジョークである。

でも教官はトルコや中東諸国を挙げて欲しかったらしい。確かに北朝鮮で交渉に優れているのは上層部だけである。
今学期受講している外国人向けの英語の講義はまるで高校の授業みたいだ。授業を3回欠席したらdrop out扱い、始業と同時に入り口の鍵を閉めるから遅刻は欠席とほぼ同義、などなど。学生が自分のニーズに合わせて講義を「利用する」色合いの強い大学の講義と比べるとこの締付けの強さは異様ですらある。物を食べてはいけないというルールもあるので、僕は毎回ドキドキしながらチューインガムを噛んでいる。

少し前に講義中に携帯電話をいじっていた奴がいて、それに教官がするどく反応した。"Excuse me, are you working with your cellphone?" 水を打ったように静まる周囲と青ざめる当の本人。"Could you leave this room right now?" と有無を言わさず教官が言い放つ。彼は荷物をまとめると素直に出て行ってしまった。ただ、教官が彼の名前を確認しなかったからか、彼は今でもクラスにいる。

またある時にはi-Podを聴いていた奴がいて、これにも教官は気付いた。"I'm reviewing Barak Obama's victory speech." なんて気の利いた返しをすることもなく彼もまた退室した。前回の反省からかこの時は教官はきっちり名前を確認した。彼の顔は覚えていないので彼のその後は分からない。

この間は、出席確認のためのsign-up sheetをチェックした教官が、「ここには28人しかいないのに名前が29もあるぞ!」と言い出した。代返って。結局この日は授業の終わりに全員が教官にIDを見せてから帰ることになった。ちなみにこの時、自分がどうしても来られないから妻を代わりに寄こしていた韓国人の友人がいて、当然奥さんはIDなんて見せられないからとんだトバッチリである。彼女は「ID忘れましたが私はXXXX(夫の名前)です」と言って切り抜けたらしい。幸運にも韓国人の名前では性別の判断は難しい。もし夫がGeorgeだったらthe endだった。
ハロウィンというと"trick or treat"といってお化けの格好をした子供が家々を回りお菓子をもらうというのが遠い島国でのイメージだけど、大学生まで大きくなると仮装パーティになる(日本でも最近は浸透しつつあるのかもしれないけど)。

あまりパーティには興味なさそうな教官の話によると、New Havenで一番大きなHalloween partyは"GPSCY"という大学院・専門職大学院生のバーのもので、次に有名なのはThe Barという名前のバーのパーティなのだそうだ。教えてくれた教官はお堅い人って感じがするので、情報としてはちょっと不確かだが、とりあえず今年はGPSCYへ行くことにした。

世界中から学生の集まる大学の仮装パーティだから民族衣装パーティのようなものかと思っていたが、そうでもない。「笑いをとる」と「かっこいい」の2点が重要視され(その比重は人による)、自国文化や伝統はまぁそのためのスパイスのような扱いだ。アイデンティティの維持と文化の共存のバランスが米国らしい。

僕の中でのNo1は手製のプーチンのお面をつけたエストニア人だが、残念ながら肖像権の関係上写真をUPできない。




と思っていたが、よくよく考えると写っているのは公人だけなのでまぁいいでしょ。

mrp.JPG









日本にいた頃にお世話になった教授がうちの学部のセミナーでプレゼンテーションをするという話を耳にしたので聞きにいった。

内容は日本で以前聞いたことのある内容だったこともあって、(数学的に難しい部分を除いて)大体把握できた。やっぱり日本人の英語はホッとするなぁ。後期には日本人の教官の担当する講義を受けることになるのできっとそれも安心して聞いていられるだろうと期待する。

別にネイティブ並みの発音で喋るわけではないのだけど、さすがに米国で学位を取って米国で教えた経歴もある人なだけあって、喋りながらきっちりと英作文していてすごいと思った。こっちに来てまだ自分が出来ないことだからなおさらそう思う。それに喋る内容がクリアだから、外国人にとってもプレゼン全体が聞きやすいんじゃないかと思う。こういうのを聞くと、コミュニケーションの秘訣は訛を失くすことじゃないのだと考えさせられる。

大事なのは、まずちゃんと話す内容を持っていること、そしてそれを伝えたいと努力すること。何てことを実際自分が出来るようになってから言えるようになりたいものだ。とはいえ、ネイティブスピーカーみたいにペラペラっと喋ってみたいという気持ちも捨てきれはしない。
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