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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

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囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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シチョウって、囲碁を覚えるとアタリの次くらいに教わるけど、難しいやつはやたらと難解。ゆるみシチョウとか、途中で方向を切り返すタイプとか、答えは必ずあるから分かれば一本道なのだが、読み違いが万一あればそれで勝負が決まってしまうから怖い怖い。

昔、本因坊戦の挑戦手合で王銘琬が大錯覚をやらかしたことがあったらしい(情報源)。一見シチョウアタリが白良しに見えるけど、三子を巻き込んで方向転換するシチョウで取れているらしい。怖すぎる。
meien2.gif
























これほどのシチョウにはなかなかお目にかかる機会がないのだけど、今日、ついに自分の対局でも大石の生死に関わる大シチョウが登場した。

下の図がその局面。互先の黒番。下辺の黒の大石には部分的に眼形がないので、何とか脱出しなくてはいけない。△の白2子を捕獲出来るだろうか...。
082a00b3.png





























「シチョウで取れているはずだ!」と勇気を振り絞って黒H11のアテを決行。実際、こんな風に取れている。
c46d8554.png



























この時、白2と変化してきた。ここに備えておけばさっきの手順は破綻するでしょ、ということのようだ。さぁ迷った。2子を抜いてしまってもいいのだが、できれば何かしら受けたいという欲が出る...。
d53f10ec.png



























「これで取れているはずだ!」とF13のハネを決行。白の逃げ出しには下図のようにして、カケで取れている。白10でH12でも、黒J13で問題ない。
fb1501c8.png



























ところが、この筋を見逃して上図黒11でH12にツいでしまった。...が、幸い黒23まで、これでも取れている。たまたま分厚かった上辺の黒に助けられた。
6fc3381f.png





























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