Yaleで、遊んで学ぶ日々。
Yaleで、遊んで学ぶ日々。
囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日書いた、latexにGaramondフォントを導入する方法に、若干抜けている部分があったので補足(→その記事)。latexのファイル構造をすっきりさせる目的で一度インストールしなおしたところ、その記事に書いてある手順だけでは不十分だということに気づいた。mathdesign-garamondのdocumentationにも書いてあるとおり、urw-garamondというフォントが入っていないと機能しないらしい。本当、知れば知るほど謎が増える。urw-garamondの導入方法はここに書いてあった。Garamond導入の方法を色々探している過程で、mathdesignに行き着くより先にurw-garamondの導入はしてあったので、これが必要条件だったとは気づかなかった。
【urw-garamondのインストール】
(1) パッケージのDL: CTANから。
(2) 解凍し、その中で拡張子が .afmのファイルを全て TEXMF\fonts\afm\urw\garamond へ移動(TEXMFはtexのルート。普通は \texmfフォルダか、 \texmf-localフォルダ)。普通はgaramondというフォルダはないので作る。
(3) 同様に、拡張子が .pfbのファイルを全て TEXMF\fonts\type1\urw\garamondへ移動(修正:pfm -> pfb, 03/10/2010)。
(4) ugm.zipを \texmf に展開する。注: ugm.zipを展開すると、ugmというフォルダが出来て、その中にdoc, dvips, tex, fonts というフォルダが入っている。この4フォルダを\texmf に移動する。すると、 TEXMFのなかにはもともと同じ名前のフォルダがあるので、上書き確認のメッセージボックスが出るので、全てOKする。実際にはdoc等の中に新しいフォルダを加える作業だから、ファイルの上書きはされない。
(5) コマンドプロンプトで、
updmap -add ugm.map
のコマンドを実行。一応、
mktexlsr
もしておいたほうが良いのかも(たぶん不要?)。
以上。
【mathdesign-urw-garamondのインストール(以前の記事と同じ内容)】
(1) mdcore.zip をDL: CTANから。これをTEXMFに展開。上書き確認を全てOK.
(2) mdugm.zipをDL: CTANから。これをTEXMFに展開。上書き確認を全てOK.
(3) コマンドプロンプトで
mktexlsr
(4) コマンドプロンプトで
updmap -add mdugm.map
以上。
mathdesign には3種類のフォントが用意されている。MD-urw-garamond, MD-adobe-utopia, MD-bistream-charter (MDはmathdesignの略)。Garamond以外をインストールするには、"mdugm" の部分を "mdbch", "mdput" に読み替えてやればよい。
使用方法は、プリアンブルに下記のいずれか使いたいものを入れる。
\usepackage[adobe-utopia]{mathdesign}
\usepackage[urw-garamond]{mathdesign}
\usepackage[adobe-utopia]{mathdesign}
MDシリーズはそれぞれ既存のフォントに良く合う数式フォントっていうことらしい。そのため該当する既存のフォントの存在が導入の条件になる(ということだと思うのだが)。MD-urw-garamondの場合は、urw-garamondを別途自分で導入する必要があったけど、他の2つについては、最近の標準インストールに含まれているケースが多いので自分で用意する必要がないことが多いらしい(あべのりのぺーじにあるインストーラで導入した場合はOKだった)。
今後も次第に新しいパッケージを導入することになるかもしれないけど、latex導入時にもともと入っていた分と自分でインストールした分を区別するために、自分で加える分は全て \texmf-local の方に入れることにした。そうすれば、基本的にはtexmf-local以下を消せばもとのまっさらな状態に戻る(はず。すでに作られてしまったフォントとかは残ったりもするのだろうけど)。さらに、インストール用のバッチファイルを残しておけば復元も可能。現在、そのバッチファイルは、mathdesignフォント、paper.sty (ちょっとカッコいいdocumentclass)、yalephd.cls(Yaleの博士論文用のdocumentclass)をインストールするようになっている。先ほど動作確認が完了した。
【urw-garamondのインストール】
(1) パッケージのDL: CTANから。
(2) 解凍し、その中で拡張子が .afmのファイルを全て TEXMF\fonts\afm\urw\garamond へ移動(TEXMFはtexのルート。普通は \texmfフォルダか、 \texmf-localフォルダ)。普通はgaramondというフォルダはないので作る。
(3) 同様に、拡張子が .pfbのファイルを全て TEXMF\fonts\type1\urw\garamondへ移動(修正:pfm -> pfb, 03/10/2010)。
(4) ugm.zipを \texmf に展開する。注: ugm.zipを展開すると、ugmというフォルダが出来て、その中にdoc, dvips, tex, fonts というフォルダが入っている。この4フォルダを\texmf に移動する。すると、 TEXMFのなかにはもともと同じ名前のフォルダがあるので、上書き確認のメッセージボックスが出るので、全てOKする。実際にはdoc等の中に新しいフォルダを加える作業だから、ファイルの上書きはされない。
(5) コマンドプロンプトで、
updmap -add ugm.map
のコマンドを実行。一応、
mktexlsr
もしておいたほうが良いのかも(たぶん不要?)。
以上。
【mathdesign-urw-garamondのインストール(以前の記事と同じ内容)】
(1) mdcore.zip をDL: CTANから。これをTEXMFに展開。上書き確認を全てOK.
(2) mdugm.zipをDL: CTANから。これをTEXMFに展開。上書き確認を全てOK.
(3) コマンドプロンプトで
mktexlsr
(4) コマンドプロンプトで
updmap -add mdugm.map
以上。
mathdesign には3種類のフォントが用意されている。MD-urw-garamond, MD-adobe-utopia, MD-bistream-charter (MDはmathdesignの略)。Garamond以外をインストールするには、"mdugm" の部分を "mdbch", "mdput" に読み替えてやればよい。
使用方法は、プリアンブルに下記のいずれか使いたいものを入れる。
\usepackage[adobe-utopia]{mathdesign}
\usepackage[urw-garamond]{mathdesign}
\usepackage[adobe-utopia]{mathdesign}
MDシリーズはそれぞれ既存のフォントに良く合う数式フォントっていうことらしい。そのため該当する既存のフォントの存在が導入の条件になる(ということだと思うのだが)。MD-urw-garamondの場合は、urw-garamondを別途自分で導入する必要があったけど、他の2つについては、最近の標準インストールに含まれているケースが多いので自分で用意する必要がないことが多いらしい(あべのりのぺーじにあるインストーラで導入した場合はOKだった)。
今後も次第に新しいパッケージを導入することになるかもしれないけど、latex導入時にもともと入っていた分と自分でインストールした分を区別するために、自分で加える分は全て \texmf-local の方に入れることにした。そうすれば、基本的にはtexmf-local以下を消せばもとのまっさらな状態に戻る(はず。すでに作られてしまったフォントとかは残ったりもするのだろうけど)。さらに、インストール用のバッチファイルを残しておけば復元も可能。現在、そのバッチファイルは、mathdesignフォント、paper.sty (ちょっとカッコいいdocumentclass)、yalephd.cls(Yaleの博士論文用のdocumentclass)をインストールするようになっている。先ほど動作確認が完了した。
PR
Calender
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
Search in This Blog
Latest Comments
[03/30 川内のばば山田]
[03/30 川内のばば山田]
[08/06 Aterarie]
[07/05 Agazoger]
[07/01 Thomaskina]
Latest Posts
(11/16)
(04/28)
(04/16)
(04/11)
(04/05)
Latest Trackbacks
Category
Access Analysis