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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

Yaleで、遊んで学ぶ日々。

囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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秘書君」というフリーソフトをインストールした。

ワークショップとかセミナーとか、最新の研究についてのプレゼンテーションに参加するのは1年目には義務ではないんだけど、時には時間の合間に参加することが推奨されている。自分でも時々興味のあるテーマについては行ってみようとは思うのだけど、いざその日になってみると宿題やら講義やらで疲れていて忘れてしまっていたりする。スケジュール管理は今まではほぼ頭の中でやっていたのだけど、歳のせいか言語のせいか最近パンク気味だ。スケジュール帳を利用する手もあるけど、情報のほとんどはemailやwebで受け取るのでPC上でコピー&ペーストでメモする方が得策だと思われた。

秘書君は常駐型のスケジュール管理ソフトで、色々機能はあるんだろうけど最低限できることとしては予定を書き込んでおいて「~日前に教えてくれ」と言っておくと思い出させてくれる。入力もシンプルなのでそんなに手間にもならない。

しかしそれ以上に驚くべき機能がある。昨日Macroeconomicsの宿題をやっていたら、秘書君が突然「もう2時間も働いておられます。一休みされてはいかがですか」と言って来た(右下のタスクバーに常駐しているので、そこに吹き出しが現れる)。 それでもそのまま作業を続けていたら「もう4時間も働いておられます。一休みされることを強くお薦めします」と来た!

このソフトウェアへのコメントに「秘書君に癒される」というのがあったけど、なるほどこういうわけか。そんな風に心配されたら、24時間働き続けたら何て言ってくれるのか確かめたくなる。
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日本の友達が今New Yorkにいるというので、会うことになった。9月3日から授業が始まるので9月2日日帰りの旅だ。旅とはいってもローカルな鉄道で2時間弱だから、群馬・栃木あたりから東京へ出てくるようなものだ。長旅のように感じるのは慣れないせいだろう。
 
昼までに着きたかったので朝7時頃に起きるて準備をしていると、財布がないことに気付いた。そんなバカな。鞄をひっくり返してもポケットを引っ張り出しても引き出しを開けてみてもどこにもないのだ。財布の中には現金40ドル程度と日本のクレジットカードと米国のATMカードが入っている。金額はまぁ痛くないがクレジットとかキャッシュカードの手続きがいかにも面倒だ。あと、重要なことに財布自体が2万円ほどする。1ヶ月かけて整えてきた生活準備が肝心の学期前日に台無しだ。お先真っ暗。
 
予備の財布には別のクレジットカードが数枚と4000円が入っていた。それから学生証には20ドル札が挟んであり、これで全財産だ。これでNew Yorkへ行くのは何とも心細い。それ以上に何よりこんな状態でNew Yorkへ行っても心ここにあらずで楽しめないし。とにかくまずは必要な手続きを踏むことは先決で行くかどうかは後で決めよう。
 
ATMカードを乱用されれば生活すら危うい。とりあえず銀行口座の履歴をオンラインで確認してみると使われた形跡はない。前日には買い物を全くしていなかったので前々日以前に失くした可能性もあると思い警察に問い合わせてみても、それらしいものは届いてないと言われただ調書だけを取りに警察官がすぐやって来た。警察官は名前と連絡先を確認すると、財布をどこでなくしたのかと聞いてきた。それが分かれば苦労はないと思うんだけど。仕方がないので最後に使ったと思われる場所を答える。さらに中身を聞かれたので現金とカードが入っていると言うと、カード類はすぐにキャンセルするようにと言って去っていった。失くした財布なんて戻ってこないと思っているんだろうな。カードのキャンセル。これがまた重い作業だ。
 
日本から持ってきたクレジットカードについては電話番号が分からなかったのでインターネットで調べてみると海外で紛失した場合用の問い合わせ先がすぐに見つかった。かけてみると日本人のオペレーターにつながりホッとする。どこで失くしたんですかという質問にアメリカのコネチカット州ですと答えたら、この人は「海外ですか!?」と予想外な様子だったのでどうやら電話は一括で日本に向かっているようだ。使用履歴を調べてもらい、ここ2,3日は使われていないことを確認しホッとする。一度止めてしまうと日本に戻らないと再発行が効かないとのこと。これについてはまだ何種類かカードがあるのでまぁ大丈夫だ。それにしても日本のオペレーターはよくも悪くも丁寧だと思う。
 
次に銀行のATMカードについて電話しようとしたが、機械音相手で認証がうまくいかないので直に銀行に出向くことに。銀行に着いて事情を説明すると、すぐに停止して新しいカードの手続きをし、さらにそれが届くまでのための漸次的なカードを用意してくれるとのこと。このスピード感がすごい。30分くらいで全て終了してしまった。銀行員はTシャツで口笛を吹きながら「このシステムとろい」とかぼやいていた。
 
これで晴れて財布本体とクレジットカードに現金40ドルを失った他は復元した。所要時間わずか2時間半。今から行けば1時くらいには着けるということでNew Yorkへ向かう。

New York, Grand Central駅で日本人2人と待ち合わせる。友人は日本のインターンシップで知り合った女の子でもう一人はこれから友人になる男性だ。男性の方がNew Yorkに住んでいる。

会ってとりあえず昼がまだだったのでベトナム料理屋に案内してもらう。僕があるメニューを注文すると店員が顔をしかめて「それはベジタリアンなのよ」と言う。???だったら何なんだろう。時には肉の入っていない料理を食べたい日もあっていいじゃないか。店員が、いやだからベジタリアンですからみたいな態度なのでこれは引けないと思って断固それを注文した。料理は特に癖も(普通のベトナム料理以上には)なく、首を傾げるようなことはないと思うのだけど。

食事をしていると知らない番号から電話がかかってきた。出てみると調書を取りに来た警察官だ。見つかったのか?と思ったら財布の色と材質を聞き忘れたから教えろとかとぼけたことを言っている。上司に聞き取りの至らなさを叱られたのだろうか。

New Yorkの街並みは、どこか東京を思い出させるところがある。地下鉄システムがあって沢山の人がいる環境に少し驚いた。New Havenってのはやっぱり田舎なんだなと改めて思う。こういう華やかな雰囲気は確かに欠けていたみたいだ。住んでいる当の彼はすぐ飽きるって言っていたけど。

World Trade Center、Wall街とかを回った後で自由の女神を見るために船に乗る。海はただただ広くて奇麗だと思う。海から見るNew Yorkは背の高いビルディングがにょきにょきと生えていてどこか奇妙だ。

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せたが屋というラーメン屋で夕食にした。どうやら日本からのチェーン店らしい。ここのラーメンは量がアメリカナイズされている(もともと大盛りな店かもしれないけど)他は日本のラーメンだ。いわゆる和食ではなく日本に実際あるようなレストランというのはNew Havenにはない。New Yorkはこの辺も都会だ。

食事をしていると寮の友人から電話がかかってきた。「財布があったよ。遊戯室」。まじかよ! そこは結構捜したんだぜ。どうも卓球をしている時に彼の友人が見つけたらしい。ありがとう。中に入っているお金の一部で何かご馳走するよと言ったらそんな必要はないと言われた。日本っていうのはそういう国なんだと言って沢山お礼を言って切った。米国に住んでからはじめてappreciateを使った。とにかくこれで損失はマルイカード1枚だけだ。キリンでも頼みたい気分だったけど翌日は授業初日なので止めておいた。

帰りの電車から見た途中の駅の風景が奇麗だった。何とかportだから港町かな。New Yorkへはこれから何度も来るだろう。この景色は、だからこれから僕の日常になる景色なんだ。これから5年間住むんだってことを改めて実感する。New Yorkを訪れてVisitor気分が抜けるというのもどこか不思議だけど。
New Havenには日本を含めて色んな国籍の料理店が沢山ある。韓国料理、イタリアン、地中海、メキシコなどなど。ハンバーガーしか食べられないなんてことはなくて、むしろほとんどジャンクフードは食べていない。ただ、そういったレストランは割りと寮から遠いので日の長い夏はともかく(日が暮れるのは8時くらい)、秋冬になれば外食すると確実に真っ暗になるだろうから道中は決して安全じゃない。そういうわけで自炊は必須ではないけどやっぱり出来る用意はしておきたい。それに料理はコミュニケーションのきっかけにもなる。

炊飯器は近所の東アジア食材店Oriental Pantryで購入した。120ドルだったのだが、その後バスで30分くらいのところの大型生活用品店で20ドルくらいのものを発見してかなりがっかりした。ZOJIRUSHIブランドが100ドル分のクオリティを秘めていることに期待しよう。

とりあえず安くて旨くて決して失敗しない料理ということでカレーライスを作ってみることに。もちろんスパイスを調合する技量は持ち合わせていないのでカレールーはやはり東アジア食材店で買う。今回は5ドルしたが探せば3~4ドルくらいで買うことも出来ると思う。米国では(あるいはこの街では)本当に物の価格がばらばらだ。法律や慣習の違いについては詳しくは分からないけど、あるいは治安が日本ほど良くないことが理由の1つかもしれない。

今回は野菜も同じような東アジア系の食品店で買った。とりあえずかなりデフォルトなカレーを目指してジャガイモと玉葱を購入。日本米もここで買える。人参は置いてなかった(なんで?)。野菜類をエスニックな店で買うのは割りに合わないし品揃えが日によってばらつくので不便だ。この時点ではその存在を知らなかったのだが、今後は少し遠いがスーパーマーケットまで足を伸ばそう。日本米は分からないけど米も置いてある。

その大きめのスーパーマーケットは寮から30分くらいのところにある。車があればもっと楽なんだろうけど今のところ免許の取得を考えている心理的余裕がまだない。このスーパーマーケットは他とは比にならないほど品揃えがすごい。この突然変異のようなスーパーマーケットは、友人によると政府の補助を受けているのだそうだ。スーパーマーケットの存在が周囲の治安を改善するのだとか。だとすると僕にはおいしい副産物だ。これがなかったら不便な場面も多そうだ。人参を程なく見つけ今度は肉のコーナーを眺めたところ牛も豚も鶏もある。とりあえず鶏肉を購入し材料が揃った。

寮の共有キッチンで野菜を切り終えたところでどうも鶏肉が今まで見てきたものとは違うようなことに気づく。購入から2,3日経過していたからもう悪くなったのかと疑ったが生臭いだけで腐った匂いはしない。消費期限もまだ先だ。きっと米国だから訴訟が起こらない程度にはまだ新鮮なはずだと思う。

気にせず淡々と煮込んでいって米国に来て初のカレーライスが完成した。味付けは全てこくまろ任せなのでまさに日本と同じ味がする。ところがやはり肉の食感が変だ。

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これは・・・砂肝か? 正確な部位は定かではないがどうやらどこかしらの内臓を買ってきたらしい。
こちらはまだ8月3日。8月3日は日曜日なので教会では礼拝が行われる。昨日歩いたOrange St.を今日もまた歩いていると通り沿いの教会で"ALL WELCOME"な礼拝が始まるところだったので入ってみることにした。New Havenは観光地ではないしそもそも有名な教会でもないようなので中にいるのは地元の人々ばかりで信仰心では僕が断トツで最下位だ。でも気にすることはない。僕を「歓迎している」と表に書いてあるのだから。とはいえ周りの人々に不快感を与えてしまっては申し訳ないから出来るだけ郷に従う努力をする。

教会での礼拝に参加するのはこれが初めてではない。EnglandのCambridgeに短期留学をしていた時にも一度訪れたことがあるから、少しは仕組みというか、どうしていればいいかは分かる。入り口で式次第のような紙片を渡され、ほぼそれに従って進んでいく。紙片には「ここで聖書の何ページを読む」とか「賛美歌の何番を歌う」とかが書いてあるから、その都度該当するページを探せばよい。該当ページを見ると台本のように「ここは神父さんがいう」とか「全員で」というように詳しく書いてある。追いつかない時は口パクでも怒られないしそもそも立っているだけでも問題は起こらない(問題ではあるのかもしれないけど)。

式の大部分が書いてある通りに喋り、歌うのだが、"Sermon"というところだけは神父さんのオリジナル(だと思う)の説教が入る。ここについては聖書やプログラムには載っていないからリスニングに頼るしかない。教会の人の発音は明瞭で比較的聞きやすい。アフリカやアジアの貧困問題について聖書の一部を交えて語っていたようだ。

突然、人々が立ち上がり互いに握手を交わし始めた。なんだ、こんなのは聞いてないぞ。前回は書いてある通りに喋り歌うのがせいぜいで、人と握手するなんて高度なことはなかった。とりあえず見よう見まねで近くの人と握手してみる。笑顔で受けてくれる人もいれば怪訝な顔をする人もいた(一番怪訝な顔をしていたのは僕だけど)。紙片をみると"The Exchange of the Lord's Peace"とある。平和を願い讃え合う儀式なんだろうか。

次に私服を着た信者らしき人達が数人で大き目の杯のようなものを持って通路を歩き始めた。彼らがそばまで来ると席に着いた人は何か封筒のようなものを杯に入れている。どうやら全員が入れているようだ。まずい。今度は何が起こっているんだ。こんなにも能動的な式だったとは。再び紙片を見ると"Offering is received"とある。・・・お布施か! 財布を取り出そうとして、気づく。・・・相場は? そもそもあの封筒は何だ? 自分の番がすぐそこまで迫ってくる。仕方がない。今回はやめておこう。そもそもお布施っていうのは教会への協力の意思の表現なのだから僕のような観光客に毛が生えたような者が渡すというのもおかしいかもしれない。杯を持った人には僕はいいですというようなジェスチャーで答えた。いいですっていうのも変な話だ。

しばらくすると人々が立ち上がり聖壇の方へと歩き始めた。まだ何かあるのか。これもまた全員のようだ。様子を窺っていると人々は聖壇の周りに跪いて神父さんから何かをもらっているように見える。僕はお布施も出していない身で何かをもらうのは申し訳ないし、そもそも何の儀式かも分からずに受けるのは失礼だと思ったので今回は遠慮した。これが何だったのかはまだ分からないがイエス・キリストがパンと葡萄酒を分け与えたのを模した何かだったのではないかと思う。

式は滞りなく終わり皆ばらばらと席を立ち始めた。入り口のところに神父さんが立っていて一人ひとりと握手をして言葉を交わしている。他の人は順番待ちをしていて神父をスルーして帰る人はいないようなので僕も列に並ぶことにした。神父さんは明るく来てくれてありがとうとか名前は何だというような言葉を掛けてくれた(彼は基本全員の名前を知っているようだった)。最後に神父さんが「君には礼拝は奇妙に(strange)写っただろう」というから「いやいや僕の方こそよそ者(stranger)だったんです」と軽くジョークを言ってみたら通じたらしくガハハと笑ってまた来てくれと言ってくれた。ここにきてようやく"WELCOME"だということが実感できたわけだ。
8月2日は食生活をテーマに街をうろつくことにした。朝9時頃に家を出たのだけど、ものすごく空腹だった。何せ今の段階では朝食を食べるすべがない。部屋には水とクッキーしかないし寮の周りには店がない。小腹が空いたからコンビニで軽く済ませようってのができない。日本に住む人はセブンイレブンや吉野家にもっと感謝すべきだ。

腹を満たそうと思ったら少しばかりの冒険をする必要がある。喫茶店みたいなところに入ればいいのだが結構店ごとに客層がバラバラだ。黒人の多いような店だとどうしても気がひける。僕は全くracistではないし、自分自身が黄色なわけで白人にも黒人にも等しく尻込みする(とはいえ白人の英語の方が断然聞きやすいというのはある。アフリカ系やラテンアメリカ系の人の声はこもっている場合が多くてラップにしか聞こえない時もある)。でもどうやら黒人がより多くいる地域ってのは確かにあって残念ながら安全さを推し量るための基準にはある程度なっている(気がする)。いずれにしても、そういう感じの店に入ると場違いな気分になるのは確かだ。人種とかではなくてA-Boyには表参道のカフェに入りづらいということと同じ(これは人種問題ではないはずだ)。ここでは同じ通りにメイドカフェも存在して一見して見分けがつきにくい。

何となくそれらしいお店に入ってメニューを見ると大体10ドル以内で済ませられそうだ。メニューの1つ目を見ると「卵、ソーセージ、チェダーチーズ、フルーツ」となっている。朝食としては程よい感じだ。チーズは苦手だけどまぁそれだけは残してもバチは当たらないだろうと思ってこれを注文したら、出てきたのは卵とソーセージとチーズで出来た料理だった。どうやらセットの内容じゃなくて材料の列挙だったらしい(ラザニアのような料理。かろうじてフルーツは別添え)。でも食べてみたら美味しかったので結果オーライだ。とろけ気味のチェダーチーズは食べられるらしい。海外に行くと新しい自分を発見できるってのは本当だ。

カフェに入りたかったもう1つの理由は今日どのあたりを回るのかを決めたかったからだ。OISSでcheck-inした時に留学生のためのハンドブックというのをもらってあり、そこには街のお店リストが含まれている。それをゆっくりと読んでみるとどうもこのカフェの周辺にエスニックな料理店が集中しているらしいことが分かる。それから東アジアの食材を売っている店が2軒あることが分かり、そこにも寄ることにした。

お店で困るのはtipの扱いだ。レストランだったら15%くらいをつけておけば間違いなく問題ないのだけど、カフェでもつけるものなのか、ふいに分からなくなる。地球の歩き方を持ってくりゃ良かったと後悔しつつ、いやこういうのは店員に聞いても失礼にあたらないだろうと思って訊ねるとtipはつけるものだとのこと。こういう余計な会話がとにかく緊張する。

タイ料理、韓国料理、トルコ料理、日本料理などのレストランが続々と見つかる。まだ午前中なのでどこも閉まっているけどメニューは貼り出されているので値段は分かる。どう考えてもtip込みで15ドルを下回ることはなさそうだ。日本食屋Samuraiに至っては30ドル以上かかりそう。これを毎日食べるわけにはいかない。休日とかに友達と行く感じだろう。

東アジアの食材を売る店を探していると、韓国人のやっている美容院が見つかった。パクさんがやっているらしい。これは重要だ。西洋人と日本人では骨格も髪質もずいぶん違うから西洋人の床屋じゃ日本人を上手く切れないという話を友人の美容師に聞いていたからだ。韓国人なら日本人と骨格が近いし、文化も共有しているから流行も似ている。髪はここに切ってもらいに来ようと思う。韓国人の友人は明らかに黒人向けの床屋を見つけて安くて良さそうだと言っていたから、彼がもしドレッドになってしまったら彼にも教えてあげよう。

ほどなく目当ての店の1件目が見つかる。J-Mart (15 Orange St.) というところ。 入ってみるとすぐにホームを感じる。醤油やだしなどの調味料、米にお茶、カレーやラーメン、蕎麦やそうめんなどそうそうたる面々に心が躍った。魚まである。値段を見てみよう。
麺つゆ400ml:5.49
蕎麦800g:6.99
麦茶パック52包:6.99
レトルトカレー:3.59
かレールー10ブロック:4.99
買っていないけど米は2kgで10ドルくらいだった。ちょっと割高だけど許容範囲か。ちょっと賞味期限が早いのが問題。炊飯器もあったが異様に大きいサイズなのでやめておく事にした。

さらに道を歩くと韓国料理屋があった。韓国料理は割りと好きだし韓国人の友人もいるわけだから番地をチェックしていると、中から出てきた店員にアニョハセヨと話しかけられた。同郷と勘違いされたわけだ。いやいや僕は日本人なんですけど韓国料理は結構好きなので見てたんですと言ったらメニューをくれた。一応"Korean-Japanese Restaurant"となっているが、純粋な日本料理はうどんがポツンとあるくらいで後はカリフォルニア・ロールに代表される洋風寿司だ。でもダッカルビとかビビンバを食べられるのは嬉しい。値段も手ごろだ。ちなみに名前はSOHO New Haven (259 Orange St.)。

もう1つの東アジアの食材屋にも行ってみる。Oriental Pantry (456 Orange St.)。 ここの方が圧倒的に値段が安い。サッポロ一番が70セントってことは日本で買うのとあまり変わらないじゃないか。米も2kgで8ドルくらいだし(え、安すぎないか?)。しかもこっちの方が家から近いからここへはよく来ることになりそうだ。ここでは炊飯器を購入した。60ドルのと120ドルのと220ドルのがあったが、何となく120ドルを選んだ。高いけどこれで米飯が食べられるならOKだ。ZOJIRUSHIだからきっと性能は大丈夫だろう。この店にはDVDも置いてあって「人志松本のすべらない話DVD」が気になったがプレイヤーがないので諦めた。

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大荷物を手に家に着いたら突然大雨が降り始めた。この街に来て天気が悪いのははじめてだ。仕方がないので出来る範囲で掃除をと思って冷蔵庫の中を拭いていたら、中から薬が出てきた。去年の名簿によるとここの前の主は女性だったはず。まさか危ないドラッグか? 袋に書いてある薬品名をgoogleで調べるとwikipediaにエントリーが見つかった。
"... is a stimulant laxative drug. It is typically prescribed for relief of constipation and for the management of neurogenic bowel dysfunction."
彼女はきっと米国の食生活が合わなかったのだろう。僕もちょっと少ない気がする。
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