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Yaleで、遊んで学ぶ日々。

Yaleで、遊んで学ぶ日々。

囲碁、ときどきプログラミング、ところにより経済。
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韓国人の先輩の誘いで、久しぶりにバスケットをしにジムへ。YaleのジムはPayne Whitney Gymnasium という名前なんだけど、Whitney通りにあるわけではない。何でだろうと思っていたら、Whitneyさん記念ジムということなんですね。高田図書館的な。

このジムのバスケコートは結構立派で4面ほどある。4人で行ったので2on2をして遊んでいたら、隣のコートの連中が一緒にやらないかと声をかけてきた。こういうことはよくある。というかこれが楽しいんだ。

今日の相手はどうやら学部生のようだ。丸太のような腕にタトゥを入れた黒人がいた。僕は心の中でボブ・サップと名付けた。他には長身で手足が長く、頭にバンダナを巻いた面長の黒人がいて、コービー・ブライアントのユニフォームを着たいたのでコービーと呼ばれていた。

フリースローによる公正なチーム分けの結果、僕らのグループ3人(1人は疲れて辞退)と中国系のアメリカ人に背の低めの黒人(後にそのプレイスタイルからアイバーソンと呼ばれるようになる。僕に)が同じチームになった。相手はサップ、コービーを含む屈強な黒人4人に中南米系の大人しい男が入った。チームメイトがマジかよっていう顔をしているのが見える。

1試合目。他のプレイヤーの身体能力に驚愕。一度リバウンドからゴール下ドフリーのシュートを打ったら後ろから飛び込んできたサップにブロックされた。あれは思い出したくないな…。逆にサップのシュート・フェイクに引っかかって跳んだら、それでもようやくボールに手が届くくらいだった時は笑った。結局この試合は負ける。

2試合目。この試合は冒頭で速攻からレイアップを1本決めた。それで気分が乗ってきてよく見てみると、相手はフィジカルはやたら強いけどバスケが上手いって感じでもない。コービーからスティールをしてそのままレイアップをもう1本沈める。ドリブルの際の注意が甘い。途中まで中南米系の男とマッチアップしていたんだけど(途中からコービーをマークした)、リバウンドの後に"nice block out." と声をかけてくれた。何ていい奴なんだろう。自分の体格では完璧なブロックアウトをしない限りリバウンドを取るのは100%不可能だ。チームメイトのチャイニーズ・アメリカンとアイバーソンはやたら上手かった。彼らの奮起のおかげでこの試合では勝利を納めた。結局自分の得点は3本だったか4本だったか。現役の頃はもう少しロングシュートが打てたんだけど、また練習しないと。

3試合目。友人2人がリタイアして、僕のグループからは自分1人だけになった。代わりに大量のサップが参戦してきた。正直彼らが何言ってるんだかさっぱり分からない。唯一理解できるのは"shit" とか"damn"とかそういう系の言葉。でも友人が以前プレイしたアメリカ人は、"suck my dick"とか言っていたらしいから、今日の皆さんは大分行儀が良かったらしい。結局この試合は新規参加の人たちが適当なプレイを繰り返すのでだらだらっとして終わった。

ディフェンスとブロックアウトはそこそこいけるような気がする。アウトサイドのシュートがまた入るようになったらもっともっと楽しくなるんじゃないかな。練習しよっと。
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寝坊した午後に、お気に入りの2階のベランダで一服。


漸く色を取り戻した裏庭の木々の葉が、
風に揺られてざわざわ、ざわざわ。
若い葉っぱは風が強くても1枚として散らない。


4月にしては強すぎるくらいの太陽と、
冬には天敵だった強風が折り合って、
春、というか初夏?
誰かがNew Havenには春はなかったねと言っていた。


気温と、風と、色が
形のない記憶を次々と呼び起こして、
でも少しも留まることなく頭の中を通り過ぎていくのが心地よい。

ざわざわ、ざわざわ
暑かった日の思い出は、不思議とどれも美しい。



さぁあと少し、あと少し…。
米国に来る前は、ちょくちょく一時帰国してくる先輩たちを見て、何でそんなに帰って来たいんだろうとか休暇も米国で過ごせばいいのになどと思っていたのだけれど、いざこっちへ来てみると、たまに日本に帰らないともたないと思うようになった。米国が悪いというのではなくて、勉強が大変なのだ。

うちのプログラムには年に4回休暇がある。まず9月に秋学期が始まり11月頃にThanksgiving holidaysがあって12月の下旬にクリスマス・新年の休みに入る。年明けから春学期が始まり、3月の中頃から春休み。6月で学期が終わると3ヶ月間夏休みになる。そんなに休んでいいものかとはじめは思ったけど、実際それくらい休みがないと普通の人はもたないつくりになっている。1年間マラソンを走るのではなく、短・中距離走を4回走るイメージ。1 quarterが大体6週間くらいだが(ちなみにこの数字は宿題の数と一致するので否が応でも覚える)、僕の場合3-4週目くらいで疲れてきて、次の休暇までの日数を数え始める。

休暇を米国で過ごすのも悪くないが、今回は日本でたっぷり骨を休めることに決めた。仲の良い友人が皆帰国するというのもあるし、それに安心感が違う。こういう時、グローバリゼーションというのは口で言うほど易しい話ではないと実感する。外国で暮らしたり、外国人と交流したりすることはどんどん増えていくだろうけど、それでも各人がそれぞれ自分の故郷を持っている。だから、グローバリゼーションという言葉が意味することは、世界が1つになるということではなくて、交流の範囲が拡大するということだと思う。つまり、川の向こうにある村へ行くための橋が出来るということ。

すでに航空券は購入済みで、6月30日(7月1日着)に帰国し、8月20日に再び渡米する予定。今回はJALで直行便である(これが見つけた中で最安値だった)。がっつり2か月弱の休暇だ。今から楽しみで仕方がないけど、その前に越えるべき障壁がある。進級試験である。2年生に上がれるかどうかのかかった試験で(おそらく)人生で最大の筆記試験になる(何せ向こう4-5年分の奨学金がかかっているから)。それが5月の末にある。その時自分がどういう気持になるかは皆目見当もつかない。
「日本のホラー映画に出てくる勝手に髪の伸びる日本人形に似てるって言われるの」

と台湾人の女の子が言うので、

「勝手に髪が伸びるところが似てるかもね」

とフォローを入れたらスベった上に怒られた。
宿題を終えて午前5時頃に寮の建物の前で一服していたら、1台の車が駐車場に入ってきた。Uターンでもするのかなと思って車に背を向けていたら、突然その運転手が寮の玄関に向かって何かを投げつけてきた!




手榴弾か?!









と思ったら朝刊でした。米国の配達は新聞でもピザでもバイクではなく自動車です。
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